冬場のランをロングパンツでこなしていたけど、スピードを出したいときにどうにも引っかかる感覚が気になっていた。そこで、思い切ってCW-X(シーダブリューエックス)のロングタイツを購入。中でも比較的手に取りやすい価格の「エキスパートモデル3.0」を今回はレビューしていく。

X(エックス)では日々のランニングを中心につぶやいています。
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ロングタイツって必要?
好みの分かれるアイテムではあるんだけど、ロングタイツにはしっかりと効果がある。特に寒い季節やロングランでは、防寒・筋肉サポート・疲労軽減など、体への負担を抑えてくれる役割が大きい。必須とは言えないけれど、「あった方が確実にラク」というのが正直なところ。
CW-X エキスパートモデル3.0の特長
CW-X エキスパートモデル3.0の主な特長は下記。
- コンプレッションによる筋肉サポート
- 通気性とストレッチ性を両立
- 日本人体型に合わせた細かなサイズ展開
定価:11000円(税込)
素材:本体:ナイロン70%、ポリウレタン30%、
ウエスト部:ナイロン50%、ポリエステル35%、ポリウレタン15%
身長/ウエスト(cm) | 68〜76 | 76〜84 | 84〜94 | 94〜104 |
---|---|---|---|---|
155~165 | S | SB | ||
165~175 | MY | M | MB | |
175~185 | LY | L | LB | |
185~195 | LL |
サイズは身長とウエストの2軸で選ぶ形で、自分にぴったりのサイズが見つけやすい。こういうところはさすが日本ブランドという感じ。
CW-X エキスパートモデル3.0の詳細
ここからは商品の詳細について見ていく。

見た目は一般的な黒いタイツだけど、よく見ると膝や太ももにかけて縫い目のようなものがチラホラ。


この縫い目がサポートラインと呼ばれ、筋肉の無駄な動きを抑え、スムーズな動きや疲労軽減の役割を果たしてくれる。


後ろ部分には太もも部分にサポートラインがあり、前後から太ももを固定してくれる。

腰のドローコードでウエストの調整が可能。

裏面の生地は表とは違うものが使用されている。
サイズ感

今回自分はMサイズを購入。
ちなみに身長168cmウエストは76cmの普通~ちょい痩せ型。
コンプレッションタイツなので、履いた感じはピチピチですがきついという感じもなく、まさにジャストサイズ。
また、着脱の際は無理やり着たり脱いだりしようとすると、生地が破れる可能性があるので、座って落ち着いて着替えるのがおすすめ。
片足立ちで脱ごうとしてビリッといったときはヒヤッとした。
実際に走ってみた感想

サポート性能はかなり良い

膝から太ももへのサポートがしっかり効いていて、脚の動きがスムーズになる。特に着地の安定感が増す感覚があり、フォームが整いやすい印象。
冬場は寒さも感じない
肌と密着するフィット感のおかげで風をほとんど通さない。防寒性能もばっちりで、冬場の朝ランでも問題なく使える。
ポケットはなし
ポケットは付いていないけど、個人的には全く問題ない。タイツ1枚で走る人にとっては物足りないかもしれないが、あくまでサポートタイツという位置づけならむしろなくていい。
疲労軽減は“気持ち”くらい
正直なところ、疲労軽減の効果は劇的に感じるわけではない。ただし、走行中の安定感はあるので、知らないうちに無駄な動きを減らしている可能性はあるかも。とプラスに考える。
デメリット
- 着脱が面倒
そもそもの目的が適度な圧力によって、疲労軽減やパフォーマンス向上を目的としているので、フィット感が強いぶん、特に汗をかいた後は脱ぐのが大変。 - 価格はやや高め
目的によってはコスパが悪く感じるかもしれない。防寒目的だけなら他のタイツでも十分。
おすすめな人
- ひざへの負担を軽減したい人
CW-X独自の設計により、着地時の衝撃から膝を守ってくれる。
また、サポート性能が高く、自然と足が上がりやすい。
- スポーツタイツを初めて使用する人
自分自身もそうですが、初めてスポーツタイツを使う人にもおすすめ。
エキスパートモデル3.0はベーシックモデルなので、ランニングに限らず、あらゆるスポーツに適している。
また、メーカーの信頼性も高く、「とりあえず迷ったらこれを買っておけば間違いない」と言えるモデル。
冬ランのお供には申し分なし

CW-X エキスパートモデル3.0は、冬場のランにぴったりの一着。ロングパンツよりも走りやすく、ストレスが少ない。
夏場はさすがに使いにくそうだが、それ以外のシーズンではレギュラー入り間違いなし。気になる人は、最初の1枚としてぜひ試してみてほしい。