ランニングはお金がかかる——これは毎回言ってることだけど、その理由はやっぱり、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムが欲しくなるから。
そんな中、夏場のランニングキャップを探している方におすすめしたいのが、ノースフェイスの「アクティブライトキャップ」。
シンプルなデザインで通気性も高く、ランでも街でも違和感なく使える万能キャップ。
本記事では、実際にフルマラソンでも使用した筆者が、デザインや機能、使用感、洗濯のコツまで徹底レビューしていく!

X(エックス)では日々のランニングを中心につぶやいています。
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この記事の目次(クリックでジャンプ)
アクティブライトキャップの特徴
正式名称は「Active Light Cap」
主な特徴はこんな感じ
- 環境に配慮した軽量なリップストップリサイクルナイロンを使用
- 蒸れを逃がしやすい通気性重視の作り
- シンプルかつベーシックなデザインで汎用性が高い
- カラー展開が豊富
- 男女兼用のユニセックスモデル
- ロゴが同色で刺繍されていて控えめ
やはり最大の特徴は、シンプルなデザインであらゆるシーンで着用可能なこと。
個人的にもランニングアイテムと日常使いのアイテムは、ミックスさせたほうがお財布にも優しいので、購入するときに大きな判断材料となっている。
カラー展開が豊富だったり、ロゴの主張が控えめだったりと、男女問わず検討の余地があるのも魅力のひとつ。
アクティブライトキャップのスペック
アクティブライトキャップの主なスペックは以下
項目 | 詳細 |
素材 | Ripstop Recycled Nylon Active Stretch(ナイロン85%、ポリウレタン15%) ※ミックスチャコール(ZC)のみポリエステル50%、ナイロン38%、ポリウレタン12% |
サイズ | フリーサイズ(アジャスターで調整可) |
カラー展開 | フェイドアイアンブロンズ、アーバンネイビー、ブラック、ミックスチャコール、ダックグリーン |
機能 | ・伸縮性が高くフィット感良好 ・ドローコード式アジャスターでサイズ調整可 ・フック付きでザックやベルトに連結可能 ・通気穴6つで蒸れにくい |
素材等はモデルチェンジによって、若干の仕様変更があるけど、基本的にはナイロン生地メインで作られている。
リップストップリサイクルナイロンは軽量で肌触りもよく夏場のランニングでも活躍してくれる。
アクティブライトキャップのデザイン&ディティール
次はアクティブライトキャップの細部を見ていく。

まずは全体の見た目から。他のキャップよりもツバが少し長めなのが特徴。

ロゴは同色で刺繍。サイズも控えめでグッド。
個人的にもそうだけど「ロゴの主張が強すぎてノースフェイスは…」って言ってた人にも違和感なく使えそう。


シンプルなつくりで、ちらりと見えるアジャスターとロゴが可愛い印象。

トップから見ると、小さい穴が6つ。
蒸気を逃がしてくれるので、その名の通りアクティブなシーンでも。

ドローコードと小さめのロゴタグ。
はっきりと「NORTH FACE」とあるけど、このくらいの小ささなら主張はそこまで感じない。

サイズ調整はドローコードで可能。
というかこのドローコードタイプが可愛さというかポップさがあって個人的にはかなり好み。
洗濯のところでも触れるけど、マジックテープタイプより断然こっち派。

小さいけど、フックも付いているので、リュック等にも引っ掛けられる。

内側はこんな感じ。気になるほどではないけど、少しタグが長めで着用時に飛び出ることがある。
着用後は確認が必要。
アクティブライトキャップの使用感
実際に被ってみると、こんな感じ。
深く被れてかっこいい

想像していたよりも深く被れて、かっこいい感じに。
あと、つばが他のノースフェイスキャップと比べても長めなので、日差し対策にもバッチリ。
自分はランニング時は帽子とサングラスを着用するのであんまり気にならないけど、サングラスをつけない人は日除けにもピッタリなんじゃないかな。
大きめの作りでアジャスターもあって便利

フリーサイズということで作りは比較的大きい。
ドローコードでアジャストできるので、どんな頭のサイズにもフィットするのも嬉しいポイント。
ロゴの主張が控えめでいい

自分はランニングウェアはほとんどノースフェイスで固めていて、ぱっと見「ノースフェイス好きな人だなー」って思うだろうけど、アクティブライトキャップ今作からロゴも同系色で刺繍されているので、人目でノースフェイスとはわからない。ロゴが嫌いってわけではないけど、こういうさりげない刺繍のほうが個人的には好み。
フルマラソンでの使用感

実際に出場したレース「びわ湖マラソン2025」でも着用したけど、かなり快適に使えて心地よかった。
通気性がよくて蒸れにくい
頭頂部についている小さな6つの穴のおかげか、通気性はよく感じたし、さすがにフルマラソンだと汗はかいたけど、終了後の不快感はあまり感じなった。使われているナイロン素材もかなり軽めなので、この点も作用しているのかも。
汗をかいてもすぐ乾く
通気性が良いなら当然かも知れないけど、汗もすぐに乾いていた印象。
フルマラソンでも快適だったので、登山やハイキングでも十分に活躍してくれるはず。
アクティブライトキャップおすすめシーン

ランニング
まずは、本記事で何度も触れている通りランニングでの使用がおすすめ。
通常のランニングキャップに比べて、深く被れて、ツバが長い。なおかつ、通気性もよく蒸れないという点もいい。
長距離で使用しても不快感も感じにくいのがおすすめポイント。
登山・ハイキング
ランニングに使えたら当然だけど、登山やハイキングにもおすすめ。
サイズ調整可能なドローコード付近にあるフックでザックやベルトにも簡単に連結可能で、使用しないときも邪魔にならない。
その名の通りアクティブなシーン全般でおすすめできる。
日常使いでも
シンプルなデザインでロゴの主張も控えめなので私服にも合わせやすい。
また、カラー展開も豊富で好みの色をチョイスすることで、さらに選択肢は増える。
ちょっとしたお出かけや子供のイベント(運動会等)にも最適。
洗濯も問題なし

ランニングに使用するとどうしようか迷うのが洗濯。
キャップを洗うのに抵抗がある人も少なくないかもだけど、個人的にはランニング後は絶対洗濯する。
型崩れやつばにダメージが残る可能性もあるので、手洗い推奨だけど、自分は最低限洗濯ネットを使用し、普通に洗濯機にいれる。
洗濯コースも他の服と一緒に洗うから通常コース。かれこれ、10回は洗濯したけど、今のところは問題なさそう。
ただし、乾燥機は怖いので使ってないけど。
まあ一年使うと想定して、何回も洗濯してると型崩れもして、つばも曲がってくるだろうし、元は取れたと割り切ることにする。
あと、アジャスターがドローコードのおかげで他のウェアと干渉しないもの良い点。
というのもマジックテープタイプだと他のウェアに引っ付いたりして、ソックスやシャツがほつれたことが何度かあった。ネットに入れ忘れた時にそういう心配がないのがいい。
気になるところ
特にないんだけど、強いてあげるなら下記の2つ。
- 防水性はない
- 価格はやや高め
まあ、防水とは書いてないし、防水性を求めるならゴアテックスを買えばって話だと思う。ちなみに雨の日も走ってみたけど、防水性は全く感じなかった。水を弾く感じもない。
あとは、ノースフェイスにつきまとう価格帯。
ネット価格で5,000円〜6,000円くらい。他メーカーのキャップに比べるとやや高いけど、機能性やデザイン性を考慮するとまあ妥当かなというところ。
2,000円プラスして気分が上がり、気持ち良くランニングできるなら自分は高い方を買う。
アクティブライトキャップをまとめると
というわけで、今回はノースフェイス アクティブライトキャップをレビューしたけど、最後に良い点と悪い点をまとめておきたい。
・深くかぶれてフィット感が良い
・長めのツバで日差し対策も◎
・ロゴが控えめでシーンを選ばない
・カラーが豊富で私服にも合わせやすい
・防水性はない
・価格はやや高め(5,000〜6,000円)
(本音はなし)
今回はランナー目線でレビューしたけど、普段使いやアウトドア、子どものイベントなど、幅広いシーンで使える万能キャップ。少し高めの価格も、快適性やデザイン性を考えれば納得のクオリティだと思う。