【キーン ユニーク】春夏秋に大活躍の次世代スニーカー

最近月次ブログの記事しか書いてないなと思って、シューズレビューをしたのはいつだろうと確認してみると、なんと最後にしたのが2023年の8月だった。それまではシューズレビューこそがこのブログの生命線と思っていたので、そりゃPVもガタ落ちするはと腑に落ちた。
およそ約10カ月のブランクがあり、今回紹介するのも決してランニングシューズとは言えないけど、そもそも靴自体を買ったのもそれ以来。完全に昨年の秋から今年の春にかけて物欲が無くなっていた。人の感情がわからないのも当然だし自分の感情すれも理解できない。

と前置きが長くなり過ぎたけど、今回はこれからの季節はもちろん冬以外は大活躍間違いなしの、次世代スニーカー「キーン/ユニーク」をレビューしていきたい。
ランニングシューズとは違って、ファッショナブルなスニーカーだけど、興味を持っている人の参考になればうれしい。

春夏秋に大活躍の次世代スニーカー

キーンから発売されているユニークはネーミングそのままに、マジで見た目がユニーク。
使われているのは2本のコードと1枚のソールというシンプルな作りながら、その独特の風合いとどうなってできているか、見ただけではわからない独特の仕上がりとなっている。
コードで作られていることによって、サンダルのようなあっさりとした見た目ではなく、よりスタイリッシュになっている。
このおかげで、夏は素足でサンダルのように、春秋は靴下と合わせて3シーズン楽しむことが可能に。
まさにその名のとおりユニークなスニーカーだ。

ユニークのスペック

重さ:350g(26.0cm片足)
足幅: E
ドロップ:7mm
底厚:29mm
素材:コード(リサイクルプラスチック使用)
   ソフトマイクロファイバー
   ノンマーキング加工のラバーアウトソールを採用

※HPより

重さは350gと一般的なスニーカーとほぼ同程度。
足幅はEと細めの作りになっている。幅広の人や甲高の人はサイズアップを考えてもいいかも。
ドロップもそれなりで、ヒールの高さもあって、スペックと見た目も含めて歩きやすそうな印象。
素材については、よくわからないけど、環境に良いんだろうなというのが正直なところ。

ディティール

ここからはユニークの詳細に迫っていく。

サイド

まずは、その見た目コードとソールでつくられているので、一見するとすごく不思議なものを見ているような感覚になる。正面から見るとサンダルのように見えるけど、アンクルストラップがあることで、そのフィット感は容易に想像できる。

フロント

サイドから見た印象とはまるで違う。
コードの作りがしっかりしているせいか、隙間が感じられず、独特の編み方をした靴に見えてしまう。
よくぞこれを思いついたなと言ってしまいそうだ。
ドロップは7mmだけど、あまりつま先が反り返っているようには見えない。

バック

これまた印象がガラッと変わって、踵をホールドしてくれるヒールバックが付いたサンダルに。
見るところからこれまで印象が変わるのも珍しい。
まさにユニーク(3回目)。

アウトソール

素材で使われているのはノーマーキング加工のラバーアウトソール。

ノーマーキング加工とは?

床面に汚れやラバー跡を残さない仕様のアウトソールのこと。
フットサルシューズ等の室内で使用するシューズによく使われている。
ユニークの場合は地面に汚れやラバー跡を残さないといった、環境面に配慮された仕様。

つま先の警告マークと踵付近KEENのロゴが特徴的。
警告マークの意味はトレッキング時に爪先を指にぶつけない等にと怪我の注意喚起のためにあるらしい。
KEEN自体がトレッキングシューズやアウトドアに特化したメーカーと聞けば納得。

シュータン、履き口

普通のスニーカーのような見た目で、シュータンもしっかりある。

最初はややきつめになっているので、トグルを調整して自分に合ったサイズに。

トグル出しっぱなしにすると歩いている時に邪魔なので、紐の下にしまうのがおすすめ。

一番重要なサイズ選びの目安

自分のシューズサイズは基本的には26.0cmを買っても間違いなし。
ということで、今回も例にもれず26.0cmを購入。※もちろん試着はしている

ちなみに今まで買ったランニングシューズはこちら

幅が狭めということで公式サイトやレビュー記事では0.5cm~1.0cmアップを推奨されていることが多い。
けど、個人的には履いた感じは問題なく、フィット感もあってよかった。
締め付けが気になる場合はトグルと紐で調整できるのでなんとでもなるという感じ。

靴下を履くならワンサイズ上げた方がいい

ただし、靴下を履くなら話は別だと正直感じた。
自分は夏用にと思って購入したので、靴下を履くことは想定していなかった。
他の人のコーデを見ていると靴下を履いてオシャレしている人が多かったので、自分も試してみると、やや窮屈に感じた。試着時も裸足だったので、この点に関しては完全に自分のミス。

靴下でも履くことを想定しているなら、0.5cm上をおすすめしたい。
裸足の際に大きく感じてもトグルで調整すれば全く問題はない。

履いてみた感想

ここでは実際にユニークを履いた感想をまとめていく。

通気性は抜群

コードの網目から風を感じられるので、夏場は素足で履いても気持ち良い。
真夏についてはまだ履いていないので、何とも言えないけど、蒸れる可能性もあるので、ヘビロテすると臭いがついてしまうかも。

フィット感もいい

細めの作りにはなっているけど、コードとトグルを使えば横幅のサイズ調整も簡単にできる。
自分の幅に調整すればフィット感もよくて、歩きやすい。走るのだって問題なさそう。

雨の日でも大丈夫

汚れたときは水洗いもできるので、雨の日も気にせず使える。
アウトソールも水を弾き、グリップ力もあるので、滑る心配もなさそう。

使いこなせば自由自在に変化

サンダルでの使用を考えている場合でも、カジュアルすぎず様々なシーンに対応可能で、靴下を履いてロングパンツと合わせると靴に見えたりとまさに自由自在に姿を変えてくれる。

フィット感も文句なく、夏場の水辺でのアクティビティも使用可能で、一足持っているだけであらゆるシーン対応できる。
これから履いていくことが楽しみになるスニーカーだ。