先月、ランニング人生で2度目となる月間300kmを達成した。
月200〜250kmが普段の自分にとって、300kmはかなり背伸びした数字で、意識して距離を積まなければまず届かない。
実力的にもペース的にも余裕はなく、正直「これ意味あるのかな」と思う日もあったし、足はずっと痛かった。
それでも走り切った1ヶ月を振り返ると、良かった点も反省点も含めて、得るものは確実にあった。

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なぜ月間300kmを走ろうと思ったのか
サブ3.5を達成するために、今の自分に何が一番足りていないのかを考えたとき、答えはわりとシンプルだった。
走力そのものよりも、フルマラソンに耐えられる足。
普段は月間200〜250kmほど走っているけど、なにか変わったことをしないとサブ3.5を達成できるイメージが持てないと思ったのも理由の一つ。
スピードに自信があるわけではない。だからこそ、まずは「長く走り続けられる脚」を作るほうが、今の自分には近道だと感じた。
毎月やるつもりはないし、300kmを走ったからといって、サブ3.5が達成できるわけでもない。それでも、意識的に距離を踏む1ヶ月を作ることで、何かしらの変化が起きるのではないか。そんな期待も込めて、今回は思い切って月間300kmに振り切ることにした。
月間300km走ったスケジュール

走行距離合計|302.7km
走行日数 |23日
平均距離 |13.16km
31日間のうち、休んだのは8日のみ。
「300kmは絶対に走る」と決めていたからこそ達成できたものの、フルタイムで働く市民ランナーにとって、このスケジュールは正直かなりきつかった。
週5日以上で走るのが当たり前の生活を1ヶ月続ける。冷静に考えると相当ハードだと自分でも思う。
そして、それを何ヶ月、何年も継続できている市民ランナーの人たちは、もう「すごい」以外に言葉が見つからない。
300km走って変わったこと
300kmを走り切るのは、やっぱり簡単ではない。
先月までよりも意図的に距離を増やしたことで、体にも生活にも、それなりの変化が出た。
常に足が重いし、どこかしら痛い

月初はもちろん元気にしてたけど、月中にハーフマラソンに出場したあたりから、様子が変わってきた。
というのも、レース後にほとんど休まず走り続けたことで、走るたびにふくらはぎや太ももとかどこかしらが痛い。これに関しては自業自得としかいいようがないけど。
走ることがより日常化した

300kmを目指すには、走る距離を増やすか走る日を増やすの2択しかない。
平日の昼間に働いているサラリーマンにとって、どちらも簡単ではないのが正直なところ。
ということで、自分は「走る日を増やす」ことを選んだ。
そうと決めたら、あとはひたすら走るだけ。
1日の中で走る時間をどう捻出するかを考え、週5日以上で走り続けた。
トータルで走った日数は23日。もちろん過去最多。
食欲が増え、体重が増えた

普通は300kmも走ったら、痩せるし体も引き締まって、バキバキになってるなんて想像はしてないけど、まさかの体重アップ。
月初は61kg〜62kg付近を推移してたけど、63kg近くまで増えてしまった。
やっぱりいっぱい走っているとお腹も減る。
さらには、普段よりカロリー消費しているから少しくらい多めに食べてもいいよね?と自分を甘やかしまくった結果がこれ。
あと、疲労の回復を少しでも早めようとプロテインをラン後に飲んでいたのも原因だと思う。しかも牛乳で飲んでたし。
走り切れた要因
距離を稼ぐために楽なジョグ中心
ランニング後の疲労度を考えると、同じ距離を走ってもどんなペースで走ったかによって、疲労度は全然違ってくる。
そこで、今月は距離を稼ぐと割り切って、基本的には自分がしんどくないと思えるペースで走った。具体的には、1km6分〜6分20秒くらいのジョグが中心。
その代わりに、ラン後は流し(ウィンドスプリント)を100m×5本。
スピード感覚だけは鈍らせないように、最低限の刺激は入れるようにしていた。
20km走を週1回
毎日10km走ってようやく月間300km、という計算になる。休養日を考えると、1回あたりの距離をある程度まとめて走ることも重要。
そのため、20km走を週1回は必ず入れるようにしていた。
ハーフマラソンもいれると、20km以上走ったのは4回。これだけでも、4日分のランオフを取り戻せる。
回復にも力を入れる

さっきも書いたけど、300kmも走ると足はどこかしら常に痛いし、体に疲労も溜まる。
だからこそ、意識的に「回復」にも力を入れた。
外側からのケアとしては、フォームローラーやマッサージガンで、コリや張りをこまめにケア。入浴も最低10分は浸かるようにして、疲労を残さないように工夫した。
そして、体の内側からはプロテインをラン後に飲むようにして、疲労回復に努める。おかげで体重は増えたけど。
強いて言えば、睡眠にこだわれてなかったのが反省点。
おそらく、睡眠の質まで意識できれば、疲労回復のスピードはさらに上げられたと思う。
辛い日は短めで切り上げる

正直これだけ走ってると、今日も10km走るのしんどいなって日は絶対やってくる。だから「今日は5kmくらいでいいか」と割り切るようにしていた。
それでも、走る日と走らない日の差は歴然で、この5kmの積み重ねが、あとあと本当に効いてくる。
5km程度なら、体への負担もそこまで大きくない。感覚的には休養日とほぼ変わらず、自分の中では「お散歩感覚」で済ませていた。
無理に距離を伸ばさない日を作ったことが、結果的に月間300kmを走り切れた大きな要因のひとつだと思っている。
やってみて分かった失敗と反省
月間300kmを無事走り切れたのはよかったけど、振り返ってみると反省点もある。
レース後に休まなかった

おそらくここが一番の反省点。
ハーフマラソンが終わったあと、休養日を1日しか取らなかった。
その結果、ふくらはぎ・太ももにダメージが残り続けた状態に。あと、心肺というよりも体全体に疲労感があり、楽なペースで走っているのに、しんどく感じる日も少なくなかった。
300kmは走れなくなるけど、やっぱりレース後は最低でも数日、できれば5日間くらいはしっかり休むべきだったと思う。
距離を踏むことが目的になっていた
ペースは無視していたということもあって、インターバル走や閾値走といった、スピード系の練習を全く行なわなかった。
距離を踏むのも大事なことだけど、レースペースに体を慣らすこともそれと同じくらい重要。
距離は手段であって、目的ではない。
この点は、300kmを走ってみて改めて強く感じた。
とはいえ、サブ3までならジョグだけでも到達できるという意見もあるように、これが正解か不正解かはまだわからない。
睡眠を軽視していた

ケアや入浴、プロテインにはそれなりに気を使っていたけど、睡眠については正直おろそかだった。
仕事・家のこと・ブログ…走る時間を確保するだけで精一杯で、睡眠時間にはこだわりきれてなかった。体感的にも、「脚はケアしているのに、疲れが抜けきらない日」が多かったのは、睡眠が原因かも。
300kmに限らず、疲労回復にこだわるなら、体のケアも大事だけど、睡眠も優先すべきだった。
それでも300kmをやって良かった理由

正直、しんどいことのほうが多かったし、反省点も山ほどある。
それでも、やらなければよかったとは思っていない。
フルマラソンに対する不安が一段階減った
300kmを走ったからといって、フルマラソンが楽になるわけではない。でも、「これくらい走っても体はなんとかなる」という感覚を持てたのは大きい。
300kmを走り切ったことで、疲労を抱えた状態で走り続ける感覚を、多少なりとも経験できた。
もしかすると、これがフルマラソン後半で耐えられる要素になるかもしれない。
「やり切った」という自信は残る
トレーニングとして効率が良かったかは正直わからないけど、月間300kmという事実は自信になった。
メンタル面においては、あれだけ走ったから大丈夫みたいなお守りくらいにはなったと思う。
もっと走ったらどうなるんだろうという期待
300km走ったから次は350km、400kmを走るとどうなるんだろうという、ワクワクというか変化には興味が出た。
短期的に走力が上がるということはないんだろうけど、距離を踏むことで強さみたいのは出てくるはず。
まとめ:フルマラソンは継続が命

結局のところ、ランニングのレベルを上げるには継続して走ることが一番の近道である。
今の目標はサブ3.5だけど、1ヶ月だけ300kmを走ったからといって達成できるわけでもない。
300kmにこだわる必要はないけど、走り続けることでしか変化は生まれない。
だからこそ、継続して距離を積み重ねることによって起きる変化を今後も楽しんでいく。
マラソンに限らず人生は積み重ねの連続だと思う。
最後までお付き合いいただき感謝。これからも気が向いたらのぞいてくれると嬉しい。
