ぼっち練について考えてみた ランニングを一人でするメリットデメリット

ランニングを一人で行なうことをいわゆるぼっち練、もしくはぼっちランというらしい。
そうなると自分は完全なるぼっち練とういことになる。

そもそも自分みたいな田舎民にとっては、ランニング仲間を見つけるのもなかなか難しいし、
いたとしても家からは離れたところでの練習になってしまう。
人付き合いもそんなに得意ではない自分にとっては、ぼっち練の方が気軽で楽しかったりもする。

そこで今回は、ぼっちランについてのメリットとデメリットを自分なりに考えてみた。
これからランニングを始めたい人や、走りたいけど一人じゃなかなか踏み出せない人の参考になれば嬉しい。

ぼっちランのメリット

いつでも練習ができる

ぼっちランは人に合わせる必要がないので、走る時は気が向いたとき。
しかも朝昼夜と自分の好きな時間に好きな距離を走れる。
コースも自分も赴くままに。まさに自由なランニング。

練習メニューの変更が可能

ランニングクラブなんかだと基本的にその日走るメニューは決まっている。
2週間~1カ月単位でメニューがほぼ固定されているといった感じ。
一人ならその日の体調、怪我なんかをしている時でメニューも好きにしても大丈夫。
ただ、これをやるにはある程度の経験や知識が必要なので、これができる人はおそらく脱初心者。

最近では、YouTubeやブログ、本などでランニングの知識を学べるツールは様々。
まずはランニングの知識を身につけて、色々な練習メニューを知るところから始めよう。

旅ランも自由自在に楽しめる

自分はまだ経験がないけれど、いつかはやってみたい旅ラン。
1人だと行きたい場所も自由自在で人とペースを合わせる必要もない。
各地の温泉を目指しながら3泊4日の旅行はまさに憧れ。

ぼっちランのデメリット

やっぱり寂しい

ランニング中に集団のランナーとすれ違う時なんかは少し寂しさを感じてしまうなんてことも。
これに関しては完全にしょうがない。
心の持ちようでしか解決策はないと思うので、気にしないことを心掛ける以外の方法はないかも。

ついサボりがちになってしまう?

メリットでもあるいつでも練習ができるとは反対に、いつでも練習を休むことができてしまう。
1人でやる分監視の目はない。ある程度は計画性は必要。
でも決してサボってしまったからといって、自分を責める必要は全くない。
仕事じゃないんだから別にサボったていいじゃないかと自分を奮い立たせよう。
まあ別に仕事はサボっても個人的にはいいと思うけど…

成長速度は遅くなる?

よく言われるのがグループランの方が成長速度は速い。
確かに自分よりランニングの知識を持った人たちと走った方が速くなるとは思う。
ぼっちランの場合は知識や情報も自分で取り入れていくしかないので、その点ではデメリットは大きい。

でも、今はブログやYouTubeに本とランニングの知識を学べる環境は多く存在しているので、自身のアンテナの張り具合でカバーすれば何とかなりそうな気もする。
結局は自分が速くなりたいという気持ちがどれだけ強いかで決まる気がする。

ぼっちランが寂しい人の対策は?

やっぱり一人で走るのはなんか恥ずかしいと思う人も少なからずいると思う。
自分も今でこそ気にならなくなったけど、初めのころは他のランナーはもちろん歩行者とか周りの目を結構気にしていた。

人があまりいない時間帯に走る

早朝はランナーやウォーキングをしている人はいるけど、運動をするという同じ目的を持った人同士なので、すれ違ってもあんまり気にならない。
むしろ相手から挨拶をされることなんかもある。

夜のランニングもおすすめ。
ただし、夜は暗くて道が見えないので、反射板やライトを利用して交通事故に巻き込まれないように対策は必須。

サングラスをする

人目が気になるならサングラスがおすすめ。
スポーツ用のサングラスはスポーツ用品店に行けば、安ければ2,000円くらいで手に入る。
紫外線の対策にもなるので、むしろ日中のランはつけておいた方がいい。

帽子を被る

帽子を被ると案外人の目も気にならなくなる。
サングラスと同じで日中の紫外線対策にも。
夜のランニングでも最近はキャップにつけるタイプのライトなんかもあるので、組み合わせて使うと一石二鳥。

本当にラン仲間が欲しければ探す

グループランをやりたいと本気で思っている人は、きっと本当に仲間が欲しいと思った時に探し出す。
今ではSNSでのつながりもあるので、ラン仲間を探しやすくなっているはず。
また、どこに住んでいようが人と繋がりたければ繋がれる時代でもあるので、ぼっちランは決して寂しいものではない。

ぼっちランでも速くなるには

ネットや本で知識をつけるとより楽しくなる。

最近ではYouTubeで情報発信している人を「ランチューバー」と呼ぶらしい。
エンタメを主としている人やトレーニングを理論的に解説してくれる人など、ランニングの中でも幅広く動画配信を行なっているので、なかなかおもしろい。
本はやはり知識を深めるには理論的で一番わかりやすいツールだと思う。
トレンドに関心がある時は、ランナーズといった雑誌もおすすめ。
ランニングに関してのインプットを増やすと走るのがより楽しくなる。

ランニングウォッチを買う

自身の走力を計るうえで便利なアイテムがランニングウォッチ。
GPSを使った距離計測、心拍系を用いて心拍数の計測も行なってくれる。
最近ではスマートウォッチの一種となっていて、スマホ通知の他に音楽を取り込めたり、決済機能も備わっているものまである。

ランニングシューズにこだわる

始めたころはおそらく4,000円~5,000円くらいのシューズを買う人が多いと思う。
個人差はあるけれど、ランニングにはまるとシューズにこだわりたくなるのが、ランナーの嵯峨。
シューズの個性を理解しつつ色々なシューズを履いてランニングを楽しもう。

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自分の好きな方を選べばいい

メリットとデメリットを考えてみたけど、結局は人によって違うしどっちがいいとかは気にする必要はない。
自分がやりやすい方を選べばいいし、ぼっちランでも速くなる人は速くなる。

いつかは大会に出てみよう

ぼっちランといえど、自分の実力を試すにはやはりマラソン大会に出場するのが一番。
何か目標を持って走ることで自然と走力アップにもつながるので、いつかは大会にでることも視野にいれると普段のランニングがまた変わった景色になるかも。
まだまだコロナ禍ではあるものの、マラソン大会は開催の傾向が強まってきている。

マラソン大会に一人で参加する人は結構いると思うのでそこは気にすることなく、ぼっちランを楽しみつつ、マラソン大会にも参加するもの面白いのかも。