趣味がランニングってことは、あんまりお金がかからない?って言われることが多い。
でも実際は全くそんなことはなくって、ランニングにはまればはまるほど、金銭の出費は大きくなる。
個人的に無限ではないけど、趣味にお金をかけるっていうのはそれほど悪いことではないと思う。
そこで、ジョギングやランニングにはまりだした人に、ぜひやってほしいのがランニングシューズの複数保持。
ランニングをする上で、シューズは一番重要と言っても過言ではない。
シューズにお金をかけずにどこにかける?
今回は、ランニングシューズの使い分けについて個人的な意見も含めて記事にしていく。

X(エックス)では日々のランニングを中心につぶやいています。
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なぜ使い分けるのか?
クッションの回復には時間がかかる

ランニングシューズは1回走るとシューズのクッション性が戻るのに、約48時間かかるといわれている。
48時間というと2日なので、1回走る、次の日休むとクッション性は戻っている。
ということは、2日連続で走るとクッションが戻りきっておらず、足に負担がかかってしまう。
シューズの劣化が緩やかに

当然ではあるんだけど、同じシューズを毎回履いていると、傷みも早い。
シューズを使い分けることによって、例えば2カ月でダメになっていたものが4ヶ月、5カ月と長持ちして使えるようになる。(実際はもっと長い期間使えると思うが…)
練習内容によって最適なシューズで走ることができる
3日連続のラン!
— noha@目指せサブ4 (@nohablog) August 22, 2021
昼前で暑かったのでスロージョグで12km
田舎でも去年と比べて走ってる人が少しだけど増えている気がする。
やっぱりみんなやることないのと健康に気を使いだしてるな#アディゼロボストン10 pic.twitter.com/cUIjBvrXbe
ジョギングやランニングを始めて間もないころはあまりないかもしれないけど、はまりだすと内容も日によって変わってくる。
例えば今日は5~10kmをゆっくり走ろう、15kmくらいをレースペースで1kmのインターバルを5本やるぞ。といった感じでその日によってペースや距離も違う。
そんな時にシューズを複数持っていたら、その練習にあった最適なシューズで走ることにより、プラスアルファの効果も期待できる。
使い分けた方がいいランナー

よく使い分けは中級レベルのランナーからがおすすめと言われている。
ただ、中級レベルランナーというのがイマイチピンとこない。
個人的に使い分けた方がいいと思う線引きは、月間走行距離が100kmもしくは月の走行回数が10回以上は走るという人。
というのもランニングは走るということ自体が楽しいんだけども、毎回同じ服、同じシューズで走るよりもいつもと違う服、シューズで走る方が気分も変わってより楽しく走れる。
月に100kmや10回以上走るなら十分ランナーと名乗ってもいいと思うので、ランニングの楽しみ方の一つとしてランニングシューズの使い分けをおすすめしたい!
ランニングシューズを複数持つメリット

練習内容にあった
走る内容によって最適なシューズを選ぶことによって充実度もアップ。
また、最近はやりの厚底シューズばかりを履いていても足裏を鍛えることができないので、薄底シューズも定期的に履いて足裏の強化も図りたいところ。
当然ではあるけど、毎回同じシューズでは劣化も早い。
お気に入りのシューズを複数使い分けて走るだけでもシューズは長持ちする。
お金はかかるが初期投資だと思って奮発してみるのもアリ。
あと、これは普段履いているスニーカーにも当てはまると思う。
毎日同じ靴を履くのではなく、3足くらいの靴をローテーションすると靴の持ちが全然違う。
もし、3足も選ぶのが面倒な場合は、3足すべてを同じ靴にしてみればいい。(ミニマリスト的発想)
ランニング時のファッションは個性が出る。
服装一つとっても人によって全然違う。
靴も一緒で同じ靴でもカラー展開が複数あったりするので、意外と人と被ることは少ない。
色んな靴を履いて、その靴の個性も感じながら走るのもランニングの醍醐味の一つ。
ランニングシューズを複数持つデメリット

デメリットは当然だけど、出費がでかい。
ランニングシューズは安くても定価で5,000円~7,000円はする。
かといって3,000円くらいの安価なシューズだと足に疲労が残ったり、怪我のもとになるのであまりおすすめはしない。
シーン別おすすめランニングシューズ
自分の個人的な意見も入るがシーン別のおすすめシューズを紹介したい。
ちなみに手持ちのシューズは6足で足のサイズはすべて26.0cm。
アシックス ASICS GT2000 8
アディダス アディゼロ ボストン 8
ナイキ ズームフライ3
ナイキ エア ズーム ペガサス 38
アディダス アディゼロ ボストン10
アディダス アディゼロジャパン6
長距離やジョグは厚底シューズ
長い距離を走るとやはり足に疲労が溜まりやすいので、厚底のクッション性のあるシューズがおすすめ。
数年前からの厚底ブームで各メーカーの厚底シューズは一番充実している。
ナイキ エア ズーム ペガサス 38
アディダス アディゼロ ボストン10
インターバルやスピード練習は薄底シューズ
スピード練習こそ、薄底シューズで地面の感触を受け取ってほしい。
あと比較的に軽量シューズの方がスピードも出しやすい。
アディダス アディゼロ ボストン 8
アディダス アディゼロジャパン6
個人的に買ってみたいのが、アディダス アディゼロ タクミ センシリーズ。
次の新作は買ってみようかなと考え中。
大会やペース走は自分の勝負シューズで
ペース走は大会でのペースを想定して走る練習のこと。
なので、大会と同じシューズで走るのがおすすめ。
大会は自分の中のとっておきのシューズで走りたいところ。
自分のようなマラソン初心者は、ある程度重みもあって、クッション性があるシューズで走りたい。
ナイキ ズームフライ3
アディダス アディゼロ ボストン10
手入れもしっかりと

個人的にも忘れがちなのがシューズの手入れ。
舗装された道路を走っていても、足裏はしかたないにしても横側の汚れとかは放置しがち。
気がついた時に洗うだけでも長持ちする。
また、放置しがちなのが靴の中の臭い。
走った後は大量の汗をかいているので、靴の中も放っておくと嫌な臭いのオンパレード。
おすすめはミズノの「シューズケア」
これを走った後にシューズに入れておくだけで臭い対策はばっちり。
しかも蒸れてきたなと思ったら、天日干しにするだけで半永久的に使用可能。
値段もそんなに高くないので、一つ持っておくと便利。
気に入らなかったり合わなかったら普段履きに
せっかく買ったシューズがなんか違うってことは、残念ながらたまにある。
数回しか履いてなかったら、メルカリやユーズドショップで早めに売ってしまうか、いっそのこと普段履きにしてしまってもいいかも。
最近のランニングシューズは値段も平気で1万円を超える代わりに、デザインは中々洗練されているものも多い。自分も「On」のシューズを1足普段履きにしてみた。
これが意外と好評で、ランニングシューズに興味のない人からもシューズについて結構話しかけられた。
あまりシューズ選びで失敗はしたくはないけど、案外使い道は様々な気がするので、自分が気に入ったシューズは一度買ってみるのが吉。