ランニング初心者にオススメ ASICS GT2000 8 レビュー

ランニングを初めてから半年。そろそろ大会にも出てみようとハーフマラソンにエントリー。その大会用(結局中止)に用意したボクの新しいランニングシューズ。
ASICS GT2000 8 を気ままにレビュー。ランニングが定着しそろそろ本格的なシューズが欲しいという方にオススメ。

ASICS GT2000 8 を選んだ理由

日本人といえばアシックス!というくらい
ランニングを始めたランナーはアシックスに信頼を置いている人が多い。まだまだシューズへの知識が足りていないボクは、知り合いのランナーの方や店員さんの意見を踏まえ、とりあえずランニングを始めて最初に買う高額シューズはアシックスにしようと決めていた。

決め手は、試着した時に感じたフィット感。そして、包み込んでくれるようなホールド感。クッションがしっかりしていて、重さもある程度あるので、ロングランの時に活躍してくれそうというのが第一印象。
あまりシューズの知識もないので即決。

外観

展開カラーはワイズによってバリエーションが様々。
ボクが今回選んだカラーは「SOUR YUZU/BLACK」
ウェアは暗めの色が多いので、オシャレは足元から?っということで一番派手なカラーを選ぶことに。

正面

見るからにしっかりした作りといった感じで、ザ・ランニングシューズ。
アッパーはメッシュ素材を採用しており、通気性も抜群。

側面(外側)

ミッドソールはアシックス独自の軽量スポンジ材、「FLYTEFOAM(フライトフォーム)」を採用。かかと部分位「GEL(ゲル)」と呼ばれる衝撃緩衝材を配置。優れたクッション性を発揮してくれそう。ヒールカップもしっかりしていてかかとのサポートも安心。

側面(内側)

内側には「DYNAMIC DUOMAX(ダイナミックデュオマックス) 」という記載が。これはソールとミッドソールの間に凹凸を施し、着地時にかかる衝撃を分散し足への負担を軽減する目的があるそう。本当にいろいろな工夫がされているなという印象。

アウトソール

白い部分はスポンジのような感触。黒の部分はラバーでグリップもしっかりしているので雨の日も安心して走行が可能に。グレー部分を跨る湾曲が「GUIDANCE LINE(ガイダンスライン)」といい、スムーズな足運びをサポートしてくれる。

重さ

重さは26.0cm普通幅で275g。
クッション性に優れ、作りもしっかりしているので、ランニングシューズとしてはかなり重いかも。

ちなみにボクがランニングを始める時に買ったシューズ。

アシックス ゲルクォンタム ライト GEL-QUANTUM LYTEは26.5cmで210gを比較的に軽い。ただこちらはクッション性はあまり良くなく、かかと部分のサポートも弱いので、ロングランにはあまり向いていない。実際20km走って時は15kmくらいから、かなり足にダメージがきた。

ただ、ランニングを始める最初のシューズとしては価格も6,000円ほどでコスト的にもアリ。

履いてみての感想

まず思ったのが、ホールド感。
最初に履いた高額シューズということもあり、今まで履いていた比較的安価なシューズと比べるとフィット感というか感触が全然違うなという印象。GT-2000と書かれているヒールカップがかなりしっかりと作られているので安心感も。

走ってみると、しっかりとホールドされているからなのか意外と重さは感じない。というか最初のうちは地面からの反発も得にくいのでこれくらいの重さの方が良い気がする。

一番驚いたのがやはりクッション性。
重めの靴なので、走っている時の音が普段より大きく感じたが、着地の衝撃は以前のシューズよりも感じなかった。また普段アスファルトの上を走る時、たまに凸凹道で足がグニャッとなり最悪捻挫しそうになる時もあるが、クッション性が良いのかあまり負担を感じずに安心して走れた。

デメリット

サイドを締め付けてくれる素材が若干硬いような。紐を強く締め、数キロ走ると痛みを感じることもあるので、紐の加減が難しかった。これに関しては自分がど素人である可能性が高いように思う。また、初心者にはちょうど良い重さだが、スピードを求めるランナーにはやはり物足りない。スピード練習中心のインターバル走には向かない。ロングラン向けに購入するのはアリ。

まとめ

asics GT2000 8は初心者の方にはオススメ。
ずっしりしていて安心感が心地良い。その安定感が好まれてエリートランナーでも練習用に履いている方もたくさんいる。
ただ、やはり重さがある程度あるので、スピードを求める方にはおすすめしない。ロングランでの安定感は半端ないので、LSDやロング走時にこれからも積極的に使っていきたい。