夏のランニングのお供に 塩分タブレット比較レビュー

暑い中でのランニングは色々と注意が必要だ。
暑さ対策はもちろん、脱水症状にも気をつけなればならない。
そんなときに、力を発揮してくれるのが塩分タブレット。
汗をかくと失われてしまうナトリウムを適度に手軽に補給してくれる優れもの。
そこで今回は塩分タブレットの中でも手に入りやすくて、代表的な3ブランドを比較していきたい。
この記事を読んでくれた方の参考になれば嬉しい。

塩分タブレットの必要性

ランニングの暑さ対策には水分が必要だけれど、それだけでは不十分。
汗には水分の他にもミネラルという成分も含まれている。
不足すると足がつったり、めまいがしたり、脱水症状になる危険性もある。
塩分タブレットは失われたミネラル手軽に補給できる優れもの。
サイズも小さくポケットからすぐ補給できてめちゃくちゃ便利。
汗をいっぱい出るようになる、6月~9月あたりのランニングにはなくて困ることはない便利アイテム。

塩分タブレット比較

今回は個人的に塩分タブレットといえばこの三点というものを比較していく。

・塩分チャージタブレッツ(カバヤ食品)
・inタブレット塩分プラス(森永製菓)
・AQUARIUS(アクエリアス)塩分補給 タブレット(三菱食品)

商品名塩分チャージタブレッツ(カバヤ食品)inタブレット塩分プラス(森永製菓)アクエリアス 塩分補給 タブレット(三菱食品)
内容量90g80g60g
一粒あたり約2.9g約3.2g約2g
合計数31個(誤差あり)25個(誤差あり)30個(誤差あり)

価格はスーパーやドラッグストアによって異なるけれど、だいたい税込で180円くらい。
基本的に価格差はほぼない。
通販でのまとめ買いのほうが安い場合も。

塩分チャージタブレッツ(カバヤ食品)

塩分タブレットといえばこれ!
というくらいよく見かける商品。
このパッケージのスポーツドリンク味の他にも塩レモン味も存在する。

カバヤ食品は岡山県に本社を置く食品メーカー。
塩分チャージの他にも、「ピュアラルグミ」「タフグミ」「ソイジャーキー」「ジューC」といった商品が有名。
初めてホームページを見たけど、意外と知っている商品が複数あった。

特徴は他の2点には入っていない、カリウムが含まれている点。

一粒の大きさは他の比べると一番大きい。
成分を顆粒で固められているので、舌触りはざらざらしている。
口に入れるとすぐにやわらかくなる。
味もスポーツドリンクのように甘くて食べやすい。

汗をかいたときの塩分補給にもってこいの商品。

inタブレット塩分プラス(森永製菓)

森永製菓の「inシリーズ」から出ているタブレット。
昔はウイダーinゼリーとか言ってた気がする。(年がバレる)
シリーズ共通のロゴを使っているので、見てすぐわかる安心感。

他の2つと比べると一粒の大きさでは一番大きい。
表面は割とツルツルとしていて、しっかりとコーティングされている印象。
舐めているとほんのりレモン味で食べやすい。
ただ、中々溶けてこないのでずっと舐めていられる。
走りながらずっと舐めるのは難しく、いつも途中で噛んでしまう。

AQUARIUS(アクエリアス)塩分補給 タブレット(三菱食品)

あの有名なドリンクメーカー コカ・コーラの「アクエリアス」の名前を冠したタブレット。
ただ、コカ・コーラ社の表記は全くなく、商品には関わってはいなさそう。
日本の最大手商社の三菱商事グループの三菱食品からの商品。

この中では内容量が一番少ない商品。
60gでおよそ30個入っている。
一粒の大きさも最小の商品。

食感としては、ちょうど中間に位置する感じ。
舐めているとわりと速く溶けだしてくる。
味はまさしくスポーツドリンク味。
舐めているとくせになるけど、舐めすぎると口の中が完全に飽きてくる。

おすすめ度順

塩分チャージタブレッツ

inタブレット塩分プラス

AQUARIUS(アクエリアス)塩分補給 タブレット

おすすめは塩分チャージタブレッツ。
おそらくどこのスーパーやドラッグストアでも手に入るくらい、この分野では突出している印象。
味も良くて、何よりランニング中に一番食べやすいのが決め手。

汗をかく前に補給しよう

汗は一度かきだすと滝のように止まらなくなる。
なので、汗をかく前に一粒補給するのがおすすめ。
自分はランニング中に1時間で4個くらい消費している。
15分に1回のペースがおすすめ。

ロングラン等のハードなトレーニング時にはゼリーやジェルの補給もおすすめ。

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塩分タブレットの他に水分も携帯しよう

塩分等のミネラルも大事だけど、夏場に限らずランニングで一番重要なのは水分補給。
プロや実業団の選手が出場するマラソン大会でも基本的には5kmごとに給水が設置されている。
エリートランナーは1kmを3分ペースで刻んでいくから、およそ15分(約5km)に1回の給水ということになる。
ということは自分みたいな初心者でも5kmごとではなく、15分ごとに給水した方が良いということ。

運動中は水分以外にも色々な成分が汗とともに流れ出る。
水だけではなく、スポーツドリンク等を飲んだ方がいい。
おすすめは、味の素 アミノバイタル クエン酸チャージウォーター。
スティックタイプの粉末で水に溶かすだけで簡単にクエン酸ウォーターが完成。
味もレモン味でスッキリ飲みやすい。
500mlに対して1本まるまる使うと結構味が濃くなるので、半分くらいだけでも十分OK。

塩分タブレットとスポーツドリンクをうまく活用して、夏場のランニングを乗り切ろう!