夏も冬もシャツ1枚で走ることが多かったが、知り合いにミレーのアンダーウェアをおすすめされて興味本位で購入。ランニング中にアンダーウェアを着るという発想がなかったけど、よく考えたら汗の不快感を減らすには必要な存在。普段はTシャツの下にタンクトップを着ることはあっても、機能性のあるインナーを選ぶという視点はなかった。
今回は、ミレーの「ドライナミック メッシュ」の使い心地や機能性についてレビューしていく。
他にもfinetrackのインナーも紹介しているので、よかったらそっちもぜひ。
X(エックス)では日々のランニングを中心につぶやいています。
よかったらフォローお願いします。
この記事の目次（クリックでジャンプ）
ミレー（MILLET）ってどんなブランド？
1921年にフランスで創業した老舗アウトドアブランド。登山用品をメインに展開しており、アルプス山脈の麓で生まれたというだけあって山岳系のギアが中心。ロードランナーにはあまり馴染みがないかもしれないが、トレイルランナーや特にハイカー、アルピニスト界隈では定番ブランドとして知られている。
シューズ、ウェア、バックパック、ベストなど多彩なラインナップを揃えている。
ドライナミック メッシュの特徴
そんなミレーから展開されている「ドライナミック メッシュ」は、アウトドアやランニング時の快適性を高める高機能インナーだ。。
- 通気性抜群のドライ素材
- 優れた汗処理能力
- 温度調節機能
- 伸縮性に優れたメッシュ構造
- 登山からランニングまで対応可能な汎用性
- 価格は5830円（税込）
といくつか例を挙げましたが、簡単に言うと吸汗速乾で、汗の不快感がなく、温度調節もしてくれて機能性に優れる。
ユニクロのエアリズムが1,300円程度と考えると割高に見えるが、機能性を考慮すると十分にその価値はある。
サイズとフィット感
サイズ展開はざっくりしていて、S-M／L-XL／XXLの3種類。伸縮性がある素材なので、細かいサイズ分けは不要ということらしい。
- S/M：胸囲84-95cm、ウエスト72-85cm
- L/XL：胸囲93-104cm、ウエスト83-96cm
- XXL：胸囲99-110cm、ウエスト90-103cm
S-Mサイズを購入
自分のスペックは身長168cm体重61kgの標準体型で、普段の服はMサイズを買うことが多い。
上の適正サイズを参考に胸囲とウエストを測った結果。
胸囲：86cm
ウエスト：78cm
ということで、迷うことなくS-Mサイズを購入。
結構タイトだけど動くと問題なし
着用してみると、かなりタイト。圧迫感もある。ただ走り出すと気にならないし、腕振りの邪魔もまったくない。やっぱり伸縮性の高さが効いていて、体の動きに合わせて生地がついてくる感覚。
横から見ても体のラインがはっきりとわかって、お腹が緩いのがわかって恥ずかしい。
重さは82g
重さは約82gで、軽さを求める人にはやや重い部類かもしれない。ただ、走っていて気になるレベルではない。
通気性がよくベタベタしない
シャツ1枚で走ると汗でベタベタしたりするけど、ドライナミック メッシュは通気性と吸水性にも優れているので、不快感が全くなかった。シャツの下にこれ一枚を仕込んでおくだけで、汗の不快感からはおさらば。あと、速乾性にも優れているから、汗が冷えて体温が急激に下がるなんてこともない。
写真ではわかりにくいけど、かなり汗をかいているにもかかわらず、シャツがベタついて見えない。実際に不快感もなく、着心地もとても良い。
乳首のスレも軽減
秋冬になって長めの距離を走るようになると、乳首のスレが気になることがある。密着感のあるインナーを着ておくと、このスレを軽減できる可能性が高い。
実際に冬場のロングランでも使用したけど、全く問題なかった。色々と優秀。
気になる点
脱ぎにくい
フィット感が強いため、脱ぐときが大変。しかもメッシュ素材なので、破れそうで怖い。何か良い脱ぎ方があれば知りたいところ。
洗濯はネット必須
素材の特性上、洗濯ネットに入れるのが推奨されている。今のところネット＋乾燥機でも縮みはなし（20回は使用）。
一枚では着られない
メッシュ素材で肌が透けるため、1枚で着るのは厳しい。いくら高機能でも街中で着る勇気はない。ランニング用インナーとしての割り切りが必要。
夏も冬も使える頼れるインナー
購入時期が10月ということもあり、まだ真夏での使用経験はない。ただ、比較的しっかりした生地で防寒性も感じられるので、汗冷えが気になる冬場には特に心強い。
一方で、通気性と速乾性がしっかりしているため、夏場でも快適に使える予感がある。シャツのベタつきが抑えられれば、暑さの中でもストレスを減らして走れるはず。
つまり、季節を問わず活躍してくれそうな万能インナーという印象だ。
まとめ｜走る人にこそ着てほしい一着
価格は少し高めだけど、それ以上に快適性と機能性がしっかり感じられるアンダーウェア。特に汗のベタつきや寒さで悩むランナーにとっては、頼れる存在になるはず。
ユニクロのタンクトップでも十分という人も、ぜひ一度「ミレー ドライナミック メッシュ」を試してみてほしい。走り終えたときの快適さが、きっとクセになる。
