インターネットを有線LANで繋いでいたのはもはや遠い昔のように感じるけど、モニターをHDMIケーブルや今ではUSB-Cケーブル等で繋げるのはまだまだ現役であるように思う。
最近困ったことに、ある事情によってテレビのHDMIケーブルが1つしか使えないことに気づいた。
そこで思ったのが、ネットも有線LANのハブを使って昔はPCやらゲーム機に繋いでいたから、それのHDMI版もあったはず。
それこそが、HDMIセレクターだった。
恥ずかしながら実際に使ったことがなかったので、何故それを使うのか。使うことによってどんないいこと、悪いことがあったのかを記事にしていきたい。
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壁掛けテレビによって問題点が浮上
我が家のテレビは壁掛けタイプである。
引越しの時に線が見えてごちゃごちゃするのは嫌だし、見た目的にもかなりオシャレになるからといったのが壁掛けにした主な理由だ。実際に使ってみてもかなり快適で、不思議と家がワンランク上の家にいるみたいな気分で毎日を過ごしていた。
ただ一点問題が浮かび上がるまでは…
壁掛けテレビは配線の美しさによって利便性を犠牲にしている
我が家の壁掛けテレビは配線を目立たせなくするために、壁の裏に穴を掘っているタイプである。
穴の大きさにもよるけど、実際に通せるケーブルは多くても3本程度。
最近ではテレビを見ない人も多いので、レコーダーを設置しない人も多位と思うけど、テレビを見るには最低でも2本のケーブルを通す必要がある。
・テレビの電源ケーブル
・アンテナケーブル
なので、HDMIケーブルはそもそも1本くらい通すのが限界なのである。
複数のハードを起動することができないのか?!
必死の思いでケーブルを何とか通せたは良いものの、ここで問題点が1つ。
レコーダーとテレビゲームを繋げるにはHDMIケーブルがもう1本必要になる。
テレビから伸びているのは1本だけだし、見たいときやりたいときにその都度、線を差し替えるなんて、昔のスーパーファミコン時代を思い出すようで煩わしい。
どうしようかと思い悩んでいる矢先に、HDMIセレクターを見つけた。
HDMIセレクターが必要な理由
HDMIセレクターは1つのモニターに複数の映像を切り替えて表示してくれる優れもの。
テレビやPC、ゲーム機をモニター1台に映し出してくれる。
モニター周りもすっきりして見た目もいいし、一回ごとに線を繋ぎなおす手間もいらない。
特別キレイな家ではないけど、家をスッキリさせてい我が家にとっては、HDMIセレクターはピッタリの商品だった。
HDMIセレクターの使い方
使い方はいたってシンプルで、必要な線を用途にあった箇所に挿すのみ。
今回購入したのは、3入力1出力タイプのもの。
3台の音声と映像を1つのテレビ(モニター)に切り替えて出力が可能になる。
アウトプット(出力)にテレビ(モニター)とつないだHDMIケーブルを挿入。
インプット(入力)にレコーダーやPC、PS5、Xbox、任天堂Switch等につながれたHDMIケーブルを挿入する。
たったこれだけで、例えばテレビの入力切替HDMI1に3つの機器の映像や音声が出力可能になる。
HDMIセレクターの購入基準
買う前に色々調べてはみたものの、実際にどういったものを買えばいいのか自分でも全くわからなかった。
ここでは、今回購入に至った自分の中での判断基準をまとめていきたい。
入力と出力規格
一番重要なのが入力と出力できる数。
まずは自分が使いたい用途を明確にすること。
2つ以上必要な場合がケースはかなり特殊なので、基本的に出力数は1つあれば十分。
入力に関しては、手持ちの機器によって異なるので、必要な分に少し余裕を持たせるのがベター。
自分はレコーダーとSwitch、将来的にはPS5も欲しいと思っているので、3つの機器を選択。
解像度
解像度とは8K、4K、フルHDといった画像の鮮明さを表す数値。
大きいテレビやモニターに映したい場合はよりキレイなものを選ぶ必要がある。
55インチのテレビに解像度の低い映像だと画面が荒くなってしまうので、オーバースペック過ぎても良くないが、最低でもフルHDは選びたい。
リフレッシュレート
そもそもリフレッシュレートって何?!から自分は始まったんだけど、スマホの性能比較表とかでもたまに目にする「@30Hz」がリフレッシュレートらしい。
1秒間に画面がどれだけ切り替わるかと表す数値で、数字が大きいほど画面が滑らかなになる。
@30Hzあれば気にならないレベルらしく、こだわる人は60~120とかを購入するのがおすすめ。
ただ、60以上となるとモニター自体その数値に対応したものでなければならないので、注意が必要。
余談だけど、とあるYouTubeのスマホ紹介動画で高性能スマホでは、@120㎐というかなりのハイレートな数値でも他のものと隣で比べてみないと体感ではあまりわからないみたい。
あれば便利自動切換え
意外と便利なのが自動切り替え機能で、ハード機器の電源をオンにすると自動で検出して、テレビやモニターの画面を切り替えてくれる。
例えばSwitchの電源をオンにするとHDMIセレクターに信号が送られ、テレビの入力を自動でHDMIのチャンネルに切り替えてくれる。
UGREEN HDMI切替器は必要最低限の込々
ざっくりHDMIセレクターの特長をまとめてみたけど、こだわりがなければ今回自分が購入した、UGREENのHDMI切替器で十分役に立ってくれる。
値段も2,000円を切る価格帯で入門にはピッタリ。
(価格は2022年9月現在)
規格は3入力1出力
HDMIセレクターを買う目的がレコーダーとSwitchを快適に映したいだったので、入力が3、出力が1の規格を選択。
将来的にはPS5を買いたい気もするけど、まだまだ先になりそうなので、HDMIに一つ空きを作っておいた。
解像度とリフレッシュレートは4K 30HZ
解像度は最大で4K 30HZ。
PS5やXboxで極上のグラフィックを楽しみたい場合は別だが、自分はせいぜいSwitchでボードゲームなんかを楽しむ程度。
これでも十分すぎるほどキレイに映るので今のところは満足。
自動切り替え機能
付加要素でははあるけれど、自動切り替え機能ある。
自動切換え昨日はSwitchとPanasonic製のレコーダーで試した結果問題なく、使うことができた。
リモコン付き
自動切換えがもし対応してない場合やほかのHDMIに切り替えたい場合に意外と便利なのがこのリモコン。
本体に赤外線の受信機を接続するだけで簡単に操作可能。
もちろん本体から切り替えも可能で、銀色のボタンを押せば手動で切り替えることができる。
給電が必要
給電が必要ないものもあるんだけど、UGREEN HDMI切替器は給電が必要なタイプ。
マイクロUSBを本体に挿して使用する必要がある。
これによって配線が1つ増えてしまうのは少し煩わしくもある。
デメリットは配線がキレイにはならない
当時の目的である、複数のHDMIをつなぐは達成されたんだけど、配線をキレイにしたいというのはなかなか難したかった。
結局2本や3本もHDMIケーブルをつなぐわけで、配線はごちゃつく結果に。
工夫次第ではあるかもだけど、現状は外からは見えないように扉は締めておくのが無難。
1+1=3にしてくれる
HDMIセレクターは1台で二役にも三役にもなってくれる優れもの。
自分みたいに壁掛けテレビでいまさらどうしようもない人や、そもそもテレビやモニターにHDMIが1つしかついていない人はぜひ一度試してみてほしい。