骨伝導イヤホンをランニングで使ってみた 【これも一つの正解】

ランニング中は「暇」と確かオリンピックにも出場したエリートランナーが言っていたけど、この言葉に共感する人は一定数いるはず。何を隠そう自分もその中の一人である。
そうするとランニング中はなにをするってなるけど、景色がいいスポットを走るのなら視覚でも楽しめるけど、そうそうそんなコースを毎日走れる人は多分少数派のはず。
だから、ランニング中にできる暇つぶしは聴覚を使う以外ほかない。音楽を聞くのもよし、今だとオーディオブックを使って聞いたり、ビジネス系や自己啓発系のYouTubeで勉強したりすることができる。
そこで必要な機器はただ一つ。
そうイヤホンだ!
イヤホンは以前にもSoundcore Life P2やP3でもレビューしたんだけど、骨伝導イヤホンは今まで使ったことがなかった。
今回はデビューした骨伝導イヤホンの感想と商品レビューを記事にしていきたい。

【Soundcore Life P2レビュー】 ランニングにも最適 Soundcore Life P3(サウンドコアライフP3)レビュー Life P2からの買い替え 結果大正解

骨伝導イヤホンとは

最大の特長は何といっても、耳を塞がずに骨を伝って音を聞くことができるということ。
耳への負担が軽減されることで、長時間付けていても疲れにくく屋外での運動やリモート会議の多い、テレワークなんかでも人気なのだとか。
最近では家電量販店のイヤホンコーナーでも棚一面にコーナーが設けられている店舗も多い。

骨伝導イヤホンのメリット

耳を塞がない

骨伝導イヤホンの一番のメリットがおそらくこれ。
耳を塞がないから、周囲の音が聞こえ、音楽やコンテンツを視聴しながらでもいちいち取り外す必要がない。
例えばレジのお会計のときに店員さんとのやりとりもイヤホンをつけたままできる。

意外と軽い

見た目は結構しっかりしているように見えるけど、付けてみると意外と重さは感じない。自分が購入したものも29gとかなり軽い。それでもワイヤレスイヤホンなんかは10g以下が多いので、それと比べると違いは感じるかもしれないけど、まあ誤差の範囲内だと思う。

骨伝導イヤホンのデメリット

音は漏れる

自分が最初に持っていた骨伝導イヤホンのイメージだと、イヤホン部分から超音波的なものを発生させて、それが骨に伝わって音が聞こえるから音漏れはしないと思っていたけど、残念ながら音漏れは発生する。
だけど、音量をかなり上げない限りは漏れたりはしないし、ランニング目的で使う場合はそもそも外にいるから、音漏れしようが関係ない。

音質に期待できない

当たり前の話だけど、骨を震動させて音を脳に届ける仕組みの骨伝導イヤホンに音質は期待できない。
今回は5千円以下のお試しで購入したので、当然音質への期待もなかったけど、これを1万円出したからといって飛躍的に向上するとも思えない。
その内良いのは買う予定なので、その時改めてレビューしたい。

慣れるまで少し気持ち悪い

最初使ったときは、いつもと音の聞こえ方が違うので少し違和感があった。
乗り物酔いのような感覚といえばそれが一番近いような気がする。
でも、それも最初だけですぐに違和感はなくなった。
もしかすると合わない人には合わないの可能性もある。

今回購入した骨伝導イヤホン

ここでようやく今回購入した骨伝導イヤホンを紹介していきたい。
正確な商品名がわからないという謎商品ではあるのだけれど、一応楽天で販売されているので、品質はおそらく大丈夫。
間違いなく中華製であると思うが今のところ問題なく使えている。

スペックはこんな感じ

充電時間約2時間
重量29g
再生時間8時間
通信距離15m
待機時間約20日
充電規格type-c
防水IPX7

付属品

  • 本体
  • 充電ケーブル
  • 取扱説明書

最近はtype-cが完全に主流になっている。

操作方法

物理ボタンが3つ付いていて操作は簡単

電源ボタン

音量ボタン

好みはあれど、物理ボタンのほうが押した感覚があるので、個人的には好き。
装着時でも操作性は悪くなく、使い勝手もいい。

使ってみて感じたおすすめシーン

運動

まずは、体を大きく動かしても外れにくいのがいい。
そして、ランニング時なんかは、両耳を塞いでしまうと車や歩行者の気配に気づかないおそれもあるので、周囲の音が聞こえる骨伝導イヤホンはピッタリの商品だと思う。

家の中で使う(家族がいる場合)

家の中で両耳を完全に塞いでしまうと、家族が話しかけていることに気づかない。
それによってトラブルが起こる?なんてことはあまりないとは思うけど、家族とのコミュニケーションを円滑に行ないたい場合なんかはぜひ使ってみてほしい。

長時間での使用

イヤホンを耳に装着している圧迫感を感じたり、耳が痛くなったり、鼓膜へのダメージなどといろいろなことが気になる。
そんなときにも骨伝導イヤホンだとあくまで骨を震動させて音を伝えるので、体へのダメージは少ない。
また、マイク機能もついていればテレワークでの使用も可能になり、長時間でもストレスなく使うことができる。

運動やランニング目的での使用なら骨伝導が一番なのかもしれない

個人的な目的はもちろんランニング時に使用すること。
ワイヤレスイヤホンだと片耳のみで使用していたけど、やはり片耳でも完全に塞いでしまうと周囲の気配は感じにくくなってしまう。
その点、骨伝導イヤホンではしっかりと周りの気配も感じることができ、ランニング時も以前に比べてより走りやすくなった。
完全なる正解とは言えないけど、今のところランニング時のイヤホンの第一候補は骨伝導イヤホンになりそう。