徐々に普及してきている、USB-Cによるpower delivery充電(通称PD)。
自分みたいなiPhoneユーザーには関係ないと思っていたけど、
前年にノートパソコン「DELL Inspiron」を購入した。
スペック的には15インチタイプでグラフィックボードも入っていて、AdobeのillustratorやPhotoshopもサクサクに動く。
もちろんUSB-Cによるpower delivery充電にも対応。
ということで、今回はDELL Inspironがpower deliveryで充電できるのかを記事にしていく。
グラボ付きのノートパソコンは電源自体が容量が大きく、power delivery充電に不安がある方もいると思う。
現在、グラボ付きノートPCを持っている、これから購入を検討している人の参考になれば嬉しい。
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付属の充電器はデカすぎる
カタログスペックで、USB-Cでthunderbolt仕様となっていたので、自分もこれでようやくUSB-Cで充電できると思っていた。
だが、DELLはなかなかやってくれる。
付属の充電器はまさかの「130W」仕様。
しかもめちゃくちゃでかくて重い。
おそらく、このくらいのスペックのノートパソコンは携帯性を考慮されていないし、そもそも据え置きで使うのがメインのようなつくり。
重さも497gとデカいうえに重量もなかなかのヘビー級。
やはりこれを常時持ち歩くのはかなりストレスになりそう。
せっかく、USB Type-Cのコネクタがpower deliveryに対応しているので、急速充電器の購入を決意。
■急速充電器にはパワー■ケーブルはeMarkerが内蔵
考えてみれば当然なんだけど、充電器の方にもパワーが必要。
そんなことも知らなかった自分は、平然と自分の持っている充電器にUSB-Cケーブルを挿して充電してみた。
すると、、、当然ながら無反応…
そこで調べているうちにわかったことは2つ。
この要件を満たしていないとそもそも充電できない。
ディスプレイの接続規格とかでも思うんだけど、HDMIやらdisplayportやらDVIとかUSB-Cで出力もあったりと、線を繋げりゃ接続完了とはいかないみたい。
事前にそれぞれの対応規格をきちんと調べてから購入せねばならない。
無知は罪とはこういうことなのか。
購入したのは「Hyppr 急速充電器」
充電器系で有名なのは、Anker、RAVPOWERなんかだ有名だけど、探していた時は100Wのがなかったので、あまり知らないけれど値段的にも手ごろそうな「Hyppr 急速充電器」を購入。
しかもE-MARK線付きのUSB-Cケーブル付き。
聞いたことのないメーカーでよくわかならいけど、ほぼ間違いなく中華製。
でも最近の中国製のガジェット系はAnkerの充電器やイヤホンSoundcore Life P3も使っていて、悪くない品質でコスパも良い印象なので、個人的にはあんまりきにしていない。
充電は可能だが低速充電表示に
ようやくUSB-C充電ができて身軽になると思い届いてすぐに充電開始。
充電できるのか心配していたが無事充電された。
が、低速充電ケーブルの表示。
付属の線が原因なのかなと思い、UGREEN L字 USB Cケーブルを追加で購入し再度チャレンジ。
結果は…同じく低速充電ケーブルの表示。
そもそもの充電を130Wが仕様なので、100Wではパワーが少し足りないのかもしれない。
ただ、速くはないけど充電はしっかりされているし、外出時での使用がメインになるので問題なしとしよう。
結果的に付属のデカ充電器をリュックに入れなくて済んだのでよかった。
ちなみにほぼ0%から100%への充電時間は約3時間。
速くはないけど、サブで使う分には問題ないレベル。
軽さは正義
そもそも充電器を買おうと思ったきっかけは、先日レビューした、ノースフェイス シャトルデイパック購入時にできるだけ荷物の重量を減らしたかったから。基本的にパソコンを入れて持ち歩くので、荷物は軽ければ軽いほどいい。
付属の充電器の重さは重さも497g
「Hyppr 急速充電器」はケーブル込みで243g
約半分の軽量化に成功。しかも容積もポーチに入れると約半分。
100w充電器なので65wの製品と比べるとたしかに重さは感じるけど、付属の充電器を持ち運べることを考えると十分満足のいくレベル。
充電器が一つ増えたことによって、付属の充電器を据え置きとして使えるのもメリット。
ノートパソコンはスマートフォンほどではないけど、充電を気にする機会が意外と多い。
そういう意味では、ストレスの種がまた一つ減ったので満足度の高い買い物になった。
ハイスペックノートパソコンを持っている人は一度試してみてほしい。