【ノースフェイス/アルパインライトパンツ】機能性とデザイン性を兼ね備えた万能パンツ

ランニングは意外とお金がかかる趣味ですが、私服とランニングウェアを兼用すれば節約にもなりますよね。そこで、以前から気になっていたノースフェイスの「アルパインライトパンツ」を購入しました。本記事では、その使用感や特徴をレビューしていきます!

アルパインライトパンツは登山用として誕生

アウトドアブランドのザ・ノース・フェイスの商品ということもあり、もともとは登山用に作られました。
軽量でストレッチ性に優れているため、タウンユースやスポーツなど幅広いシーンで利用できる万能パンツで、カラーバリエーションも豊富で一年を通して、使用できるとても汎用性の高いアイテムです。

スペック

素材APEX Aerobic Light Recycled Nylon (ナイロン92%、ポリウレタン8%)
サイズ展開S、M、L、XL、XXL
カラーキャバングレー、カーキ、ニュートープ、アーバンネイビー、ブラック、ブラック2
ウエスト囲ヒップ囲ワタリ股下脇丈裾幅
S729632769917
M75101337810218
L78105358010519
XL81109368210819
XXL84113378411120
公式サイトより

ディティール

まずは正面から

履かなくても置いたただけわかるきれいなシルエット

後ろ方もキレイです

左膝のロゴはもちろんリフレクターにも

膝部分は立体裁断に

前部分はダブルファスナーを採用
ここにも登山を意識した利便性が感じられます。

ドローコードもついているので、腰の調整もらくらく

ポケットは前2つ後ろ1つの合計3つ
すべてファスナー付きです。

アルパインライトパンツの特徴は

ここでは、THE NORTH FACE/アルパインライトパンツ特徴を詳しく見ていきます。

シルエットがきれい

何と言っても最大の特徴はそのシルエットの美しさです。細身の作りで着用していない状態でもキレイさがわかります。ただし、最近のトレンドは太めの傾向にあるため、ここについては好みが分かれそうです。

シルエットが綺麗すぎてフォーマルな場所でも通用しそうですが、やはりナイロン素材であるため、どちらかといえばアクティブシーンで重宝しそうです。

立体裁断で動きやすい

シルエットの綺麗さを演出しているのがまさに立体裁断です。体の形状や動きを予測して縫製されているので、動きへのストレスが全く感じられません。

ストレッチ性が優秀

細身ということは動く時にストレスがかかるのではと思いますが、立体裁断に加えて、素材に伸縮性のあるポリウレタンが使われているため、ほぼノンストレスで着用できます。

撥水加工はほどほど

登山用ということでもちろん撥水加工も施されています。ただし、こちらはGORE-TEXといった強烈なものではなく、あくまでも軽い雨ならしのげる程度だそうです。

重さは351g

普段着に使うコットン系パンツやジーンズと比較すると圧倒的に軽いです。とはいえ、思いの外しっかりしているためか、スポーツ系のパンツの中では重量感を感じます。

サイズ感

ノースフェイスの正規品については、日本人の体型に合わせたサイズ感で作られているため、普段通りのサイズを買えばまず間違いありません。

自分もいつもどおり、Mサイズを購入しましたがほぼジャストサイズでした。ただ、好みで分かれるものの裾が若干長かった印象です。とはいえ、サイズダウンするとただでさえ細いシルエットがさらに細くなって、タイト感が増してしまいそうなので、やむを得ないです。

対策として、ロールアップも考えてみたものの、やはりスポーティーな素材では様になりません。

ランニングでも使えるアルパインライトパンツ

ランニングと私服を兼用するという目的で買ったのだから、もちろんランニングにも使えます。
ただ、先ほども書いたようにスポーツ用にしてはボリュームがあるため、走ると結構暑くなるので5kmか30分くらいの軽めのランニングにおすすめ。
ただし、冬以外のランニングや距離が長くなると暑くなるので向きません。

ガシガシ洗える

ナイロン素材の利点の一つといえば、洗濯をほとんど気にせずに行えること。
アルパインライトパンツも例に漏れず、洗濯ネットには入れるようにしていますが全く気にせず洗濯機に放り込んでいます。乾燥機はやめたほうがいいとは言われているけど、そこも気にしません。

でも、やはり洗濯のみにしたほうが長持ちするのは間違いないので、余裕があるときはそうしようと思います。

私服と合わせるならシンプルがベスト

意外と左膝部分のロゴが主張しているので、合わせるなら上は無地がおすすめ。

おしゃれ上級者の方なら問題ないですが、私の用に安易に上もノースフェイスのジャケットを着用すると、ロゴの主張がすごくてうるさい印象を与えてしまいそうです。

なので、上下どちらかにノースフェイスを着用するならどちらかは無地にしたほうが落ち着いた印象になるでしょう。

ロゴの主張を抑えたい人は公式サイト限定のブラック2がおすすめ。自分もこれがよかった。けど、やはり人気ですぐに売り切れになってしまうようです。

デメリット

撥水加工のメンテナンスが必要

当然と言えば当然ですが使い込んで洗濯するにつれて、撥水加工はいずれなくなります。ただし、撥水加工がなくなった場合でも、市販品でメンテナンスを行えば復活させることはできます。加工を残したいのであれば定期的なメンテナンスは不可欠ですね。

ポリウレタン素材なので、寿命はある

こちらも当然なんだけど、使っていればモノは劣化する。特にアルパインライトパンツはストレッチを効かすために、ポリウレタン素材が使われています。だけど、数年も使っていれば伸縮性も徐々に失われていき、段々と伸びた部分が跡に残っていく可能性があります。とはいえ、数年単位で使えれば価格の元は取れたと思うので、大きなデメリットとは言えないかもです。

季節ごとの工夫が必要

夏は履いていないけど、生地自体も分厚く風も全く通さないので、暑いのは容易に想像できます。
ただし、ナイロン素材なので、冬もしっかり寒いです。なので、冬場で外にいる時間が長いときは下にもう一枚着込むことをおすすめします。

おすすめポイント

アルパインライトパンツのおすすめをまとめると次の通り。

  • 日常生活におすすめ
  • 汚れもつきにくく気にせず洗える
  • 夏以外は着用可能

とにかくタウンユースにおすすめで耐久性もあって、一着持っておくだけで重宝すること間違いなしです。