大会にエントリーすれども中止になり、なかなか初の大会に出ることができていない。
ただ今秋以降は開催の流れが戻ってきていると感じ、再びマラソン熱が高まりつつある。
そんな中5月に続いて早くも今年2足目の靴を購入。
購入したのはずっと気にかけているアディゼロボストンシリーズの最新作。
「アディゼロ ボストン10」 ADIZERO BOSTON 10
前作とはまるで違う今回のシューズを早速レビューしていく。
X(エックス)では日々のランニングを中心につぶやいています。
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前作とは大違い
アディゼロボストンシリーズと言えばグリップが効いてクッション性もほどほどある、薄底のオールマイティーなシューズというイメージだった。
しかし、今作ではまるで別物の厚底シューズに生まれ変わったのにはかなりの驚き。
見た目にその違いは明らかで、シリーズの特徴であるドロップを残しつつ時代の流れを汲んだシューズとなっている。
ちなみに画像はボストン8だが、8と9に違いの変化はあまりない。
今作はグレードアップというよりフルモデルチェンジといったところ。
ボストン10の特長
一番の特徴はなんといっても厚底に生まれ変わったソール部分。
ミッドソールに最新のライトストラクイクプロを採用し安定感が抜群。
さらにアディゼロ アディオス プロにも採用されている、5本指状に分かれたグラスファイバー『エナジーロッド』により着地の際に強い反発を感じることができる。
重さも前回より大幅アップ。
ボストン9
重量:239 g (27cm片足重量)
ボストン10
重量:280g (27cm 片足重量)
(adidas.jpより)
実際に買ったシューズの重さは
26.0cm 2Eで275g
今作はよりデイリーランナー向けに作られている印象。
外観
次は新しくなったアディゼロボストン10の外観を詳しくご紹介。
まずはサイドから。
ミッドソールはクッション性と反発性を高めた二重構造。
上層 Lightstrike Pro
下層 Lightstrike
そしてその2つミッドソールの間に、グラスファイバー『エナジーロッド』をサンドイッチしている構造となっている。
アッパー部分はテキスタイルアッパーを採用。
50%はリサイクル素材を使用されていて、バージンポリエステルは不使用だそう。
(よくわからないが、SDGsの取組の一環であるみたい。)
履いてみた感じ通気性は悪くなさそう。
ヒールカップは固めで頑丈な作りになっていて安定感がある。
シュータンは薄型。
インソールにはLightstrikeの文字。
アウターソールはお馴染みのコンチネンタルラバーを採用。
全体的に配置されているので、耐久性もあり雨の日でもグリップが効いてくれそう。
走ってみての感想
サイズ感
ちなみに僕が持っているシューズはすべて26.0cm。
アシックス ASICS GT2000 8
アディダス アディゼロ ボストン 8
ナイキ ズームフライ3
ナイキ エア ズーム ペガサス 38
なので今回も26.0cmをチョイス。
履き口があまり広くないので、履く際は窮屈に感じたが、足幅が広くゆったりして印象。
もしかするとワンサイズダウンの25.5cmでも良かったのかも。
ただ、紐の締め方やソックスの分厚さで調整可能な範囲なのであまり気にはしていない。
5回走っての感想【07/14追記】
やはり足幅が広くゆったりしているのが相変わらずだったので、ソックスをこれまでの薄手から厚手に変更。
結果これが大正解。
フィット感が格段に増してかなり走りやすくなって、重さも感じなくなった。
足幅に違和感を感じている人はソックスを検討してみては?
ちなみに変えた厚手のソックスはTabioの5本指ソックス
[Tabio]タビオ レーシングラン五本指ソックス 27.0~29.0cm 日本製 スポーツソックス ブラック
10kmラン
いつもより少し緩めのペースで使用。
ボストン8との比較になるが、まず感じたのは重い。
当たり前ではあるがいくらフィット感がよくても40gも違えば重さを感じるのは当たり前。
違いとしては、グラスファイバーが採用されているので、反発性があり足がテンポよく進んでいった。
厚底で安定感もあるので、走る楽しさをより感じることができるシューズなのかもしれない。
競合はナイキペガサス38
競合はボストンシリーズの以前作ではなく、ナイキのペガサス38なのかもしれない。
グラスファイバーの有無の違いはあるが、どちらもターゲットはデイリーランナーやシリアスランナーのトレーニング用のシューズ。
どちらも持っているボクとしても履いた感想はボストン10の方がより前に進んでいってくれる印象ではあるが、ロングランに使うなら甲乙つけがたい。
結果としてペガサスを持っているなら買う必要はなかった気がする。
薄底シューズもあった方がいい
今回のボストン10は厚底シューズに生まれ変わったが、初心者ランナーは足裏を鍛えるべきであるので、薄底のシューズは持っていたほうがいいと個人的には思っている。
ボストン9が10の登場によってプライスダウンされているので、これからランニングを始める人は今が買い時かも。もちろん10と9の2足買いもおすすめです。
アディゼロシリーズのジャパン6のレビューもぜひ!
アディゼロ ボストンの次回作「ボストン11」のレビューはコチラ