ロングランのお供に【アミノバイタルゼリー(赤・青)レビュー】

ランニングにおいて、水分補給や栄養補給はかなり重要。
一流のマラソン選手が出場する大会でも、給水はだいたい5キロごとに置かれていて、約15分に1回は水分を補給する。
もちろんプロランナーが飲んでいるスペシャルドリンクはただの水ではない。
糖質を中心としたエネルギーがしっかりと配合されている。

今回は、手軽に栄養を補給できる、ランニングの補助食品「アミノバイタル アミノショット」をレビューしていきたい。
赤と青の2種類があり、その違いについてもまとめていく。
ランニングの補給食を探している人の参考になれば嬉しい。

アミノショットとは?

アミノショットの特長

食品メーカー味の素から発売されている、アミノバイタル®シリーズの一つ。
特長はお手軽に糖質やアミノ酸等のエネルギーを補給できる。
ゼリータイプなので水が無くても補給が可能。

ゴミにならないように工夫

ゼリータイプのものって結構開けにくくて中身が飛び出してきたり、ちぎれてしまうと本体と分離して細かなごみができてしまう。
アミノショットはその辺りもよく考えられていて、切った部分が完全に引き離されずに本体と一緒になっているので、ごみも出なくて済む。
走りながら補給するときにもごみのことを気にしなくていいから、この工夫は結構助かる。

アミノショット 赤・青 成分比較

赤(アミノショット パーフェクトエネルギー)青(アミノショット)
1本あたりのアミノ酸の量2500㎎3600㎎
エネルギー109kcal/たんぱく質:2.8g/脂質:0g/炭水化物:24.4g/食塩相当量:0.23g23kcal/たんぱく質:3.9g/脂質:0g/炭水化物:2.6g/食塩相当量:0.03g
おすすめシーン運動中運動中

目的別の用途が違っていて、赤はエネルギーの補給、青はコンディショニングを整えるの成分が含まれている。
BCAAやアルギニンといった成分の詳しいことはわからないけど、赤の方がカロリーは明らかに多く、青はカロリーは少ないないがたんぱく質は比較的多い。

運動中にあと一息ギアを入れ替えたいときは赤。
給水のようにコンディションを維持したいときは青といったところ。

使ってみた感想

両方とも20kmのロングラン時に折り返し地点で補給してみた。

味の比較

赤(アミノショット パーフェクトエネルギー) 
青(アミノショット)             

味は圧倒的に赤が美味しい。
単純にカロリーが
赤109kcalに対して青は23kcal。
一番のうま味とされる炭水化物の含有量も赤24.4gに対して青2.6gと、そもそもの栄養成分が全然違う。
赤は栄養の詰まった濃いゼリーを食べる感じ。
青はいわゆるスポーツゼリーといったところ。

飲みやすさ

赤(アミノショット パーフェクトエネルギー) 
青(アミノショット)             

先ほど、赤は濃いゼリーという表現を使ったけれど、口の中でドロッとした感触。
なので、それだけでも飲み込めるんだけど、水分と合わせて取った方が食べやすい。
青の方はそのまま水分無しでも比較的飲みやすく、シーンを選ばない。

効果の実感

赤(アミノショット パーフェクトエネルギー) 
青(アミノショット)             

目的用途が違うので、単純に比較するのは難しい。
ただ、赤を飲んだ時の方が明らかに体にパワーがみなぎる感覚があった。
両方とも20kmランの折り返し地点でそこそこ疲労感もあった時に、飲用したので余計にそう感じたのかもしれないが、マラソンで使うなら赤の方が気合が入りそう。

おすすめシーン

赤のおすすめシーン

やはり大会でもうひと踏ん張り頑張りたいときやラストスパートのエネルギーチャージにおすすめ。カロリーも100越えと走っている最中だと、割と食べ応えもあるので気持ち的にも切り替えられる。

青のおすすめシーン

赤に比べると糖質やカロリーは少ないけど、青にはタンパク質が多く含まれている。
コンディションを整える目的で作られているので、どちらかというとレースの前半の補給が良さそうだ。

理想は1時間に1本

マラソン中のエネルギー切れを起こさないためにも、1時間に1本は水分と一緒に栄養補給が大切。自分の目標としているサブ4くらいだと10㎞ごとに1本補給するのが理想的。
気になる方は是非一度お試しあれ。
ちなみに大型スポーツ店やドラッグストアによっては、ばら売りしているところもあるけど、基本的には箱売りが主流。
個人的にはネット通販での箱買いが一番便利。