ランナーはもちろん、睡眠は全人類において非常に重要である。
となんか、哲学的な入りになったけど、そんな文章は書けないので、いつもどおりやっていく。
最近歳のせいか睡眠の質がこころなしか良くない気がする。夜中に勝手に目が覚める日が増えてるし、疲れが取れていない日も多い気がする。睡眠は質より量というけれど、睡眠時間は7時間は確保できていて量はある程度確保しているから、自分は質を求めに行くしかない。
ちなみに慢性的な寝不足や睡眠不足はお酒で酔っているときとIQは一緒らしい。ということは、阿呆になっているということ。現代社会で何よりも大事な睡眠に質を求めないのは良くない。
そこで、睡眠の質を向上したいという気持ちでイヤホン型の最先端耳栓「Loop Quiet 2」を導入した。果たして睡眠の質は向上したのか。
早速レビューしていきたい。
X(エックス)では日々のランニングを中心につぶやいています。
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日本人は睡眠を軽視しがち
まず、先進国の中でも日本人は睡眠への考え方が圧倒的に遅れをとっている。グラフを見てもわかるように、先進国の中では平均20分も睡眠時間が少ない結果となってるから、データ的にも日本人の睡眠不足は明白だ。
冒頭でも書いたように睡眠不足は酒によっているのと同じ状態。これを軽視していては、生産的な日常が遅れるはずがない。
快適な睡眠環境に必要なのは3つのこと
睡眠の質を上げるには当然環境も大事だ。ここでは代表的な物をおさらいしておく。
温度と湿度
人によって感じ方が違うけど、室温は暑すぎず、寒すぎずが重要で、どちらかに振れるだけで睡眠の質は低下する。特に夏場冬場はエアコン等の冷暖房を利用して、常に心地良い空間を意識する。
湿度は明確に数値があるらしく、40%〜60%の間が人間のカラダにとって一番快適な状態らしい。これによって、ホコリやダニを最小限に抑えたり、呼吸器系からのウイルスの侵入も防いでくれるんだとか。
光と音
光については、昔で言う豆電球、今なら常夜灯を点けて寝たいという人も多いけど、睡眠の質を上げるのであれば部屋は暗くするべき。カーテンも遮光に変更し、外の明かりや朝日を遮断しよう。で音も当然睡眠の邪魔をしてくる。誰かの生活音や機械の音は意外と聞こえてたりもする。アイマスクや耳栓を使用して静寂な夜を過ごしたい。
快適な寝具
睡眠において、当然寝具は重要で自分の身体にあった、マットレスや枕を選ぶことで熟睡度や疲労感は全く違ったものになる。いちばん重要な要素だけど、一番お金のかかるポイントでもある。
Loopで騒音のない世界へ
で自分が最初に目をつけたのが、一番導入しやすく安価な騒音を遮断すること。
見た目は完全にカナル型イヤホンのそれで作りもめちゃくちゃシンプルになっている。
耳栓といえばぐにゃりと小さくして、耳から飛び出ているのを想像してしまうけど、時代は進化し全く別物で、遠くから見るとイヤホンで音楽を聞いているようにしか見えない。
外箱はシンプルなつくり、今回はミントを選んだので、◯部分もミントになっている。
ケースをあけると本体とイヤーピース。
・XS・S・M・Lの4種類があり、標準ではMサイズが装着されている。
ケースは想像以上に小さい。
手のひらに乗せてもこんな感じ。ストラップが付いているのもいい。
SoundcoreP3のケースと比べてもだいぶ小さくて持ち運びしやすそう。無くしそうでもあるが。
ケースを開けるとまるで貝殻ようでかわいい。
イヤピースの交換は簡単で、先端を取り替えるだけ。
強引にすると壊れそうでちょっと怖いけど、そこは優しく扱おう。
Loop Quiet 2の特徴
遮音性は最大24dB
と言われてもよくわかんないよって感じなんだけど、これを簡単にというと、騒音レベルを24dB低減してくれるくれるということ。通常の会話が60dBなので、イメージとしては図書館や耳元での囁きくらいまでに低減してくれる。十分すぎるほど静か。
水洗いできる
衛生面が気になる人も多いと思うけど、イヤーピースはシリコン製なので水洗いももちろん可能。毎日イヤーピースを掃除するのは面倒だけど、耳は想像以上に汚れてたりもするし、使用するうえで避けては通れない。
寝返りもうてる
Loopは耳にすっぽりと入りフィット感も抜群なので、寝返りをうっても全く気にならない。シリコン製だから耳元が痛くなることもない。かなり快適。
完全遮断ではない
上でも書いたけど、あくまで騒音を低減してくれるものであって、完全に遮断するわけではない。ただし、これには良い面もあって大きな音であれば聞き取れるので、安全性は保たれつつも環境は快適が実現されてるとも言える。
デザイン性が良し!外出先でも
パット見耳栓には見えないので、電車やカフェとかでも違和感なく使用できる。作業に集中したい時や騒音が気になるときなんかはサッと取り出して、つけてしまえばそこは騒音のない世界へ。
以前よりも目覚めることは少なくなった気がする
購入以降は毎日付けて寝ているんだけど、以前よりも目覚めることは少なくなったし、寝起きのすっきり感も上がった気がする。おそらく睡眠の質改善に少なからずLoopは貢献してくれている。
誰かと同じ部屋で寝ている人はつけるべき
自分は基本的に子どもや妻と同じ部屋で寝ているんだけど、日によってはいびきもするし、複数人で寝ているだけで寝息も気になる。さらには、家が軋む音も聞こえたりするし、寝ている間に無意識に音は気になっているんだろうと思う。
Loopという耳栓をするだけで、これらのことが気にならなくなる時点で睡眠へ向き合えているんだなと感じた。
Loopのデメリットは
劣化の可能性
イヤピースはシリコン素材なので、劣化の可能性は否めない。また、水洗いできるとはいえ汚れは蓄積されるし、毎日使うものだし衛生的にも長期間の使用はどうなの?って気もする。メーカー推奨では6ヶ月で交換が理想らしいけど、たぶん使い続ける、、、はず。
就寝時の外れることも
耳へのフィット感がいいと言っても絶対に外れないというわけではない。寝返りの回数や向き、衝撃で外れることはもちろんある。外れるくらいなんてことないんだけど、その小ささゆえに見つけにくいという欠点もある。さらには、シーツの色と同色を買うと探すのも大変だ。できればシーツとはコントラストのある色を買うのをおすすめする。
耳栓にしては高いけど、価値はある
耳栓で3,000円は高いだろって思うけど、見た目と防音性を兼ね備えた唯一無二の満足できるアイテム。ケース付きで持ち運びも楽だから、旅先や出張なんかではスタメン確定の一品。もし無くしても3,000円ならギリ許容できる金額。トータルで考えれば十分すぎるほど元は取れること間違いなし。