【ノースフェイス/ロングスリーブTシャツ】冬ランに最適!機能性とデザインを兼ね備えた防風ウェア

冬でもランニングを楽しむには、防寒対策が欠かせません。ランニング開始時は体も冷えてるし、冬場は風が冷たいから向かい風に当たるとめちゃくちゃ寒いです。初心者クラスになるとペースもそんなに速いわけではないので、当然体の温まりも遅く、しっかりと冬対策は必要です。
そんな課題を解決してくれるアイテムを探していたところ、ノースフェイスのロングスリーブTシャツを見つけました。今回は、この一着をレビューしていきます。

正式名称は「ロングスリーブハイブリッドGTDメランジクルー」

タイトルではロングスリーブTシャツと表現していますが、正式名称は長ったらしくて、正直意味がわかりません。ハイブリッドという言葉から何か工夫というか機能面で特徴があるのかなと思えるくらいです。特に後半の「GTD」と「メランジ」の意味が気になります。

GTDとは

ノースフェイスのTシャツでは度々見られますが、正直、自分もこの記事を書くまでは、よく見かけるなという印象でした。
詳しく調べてみると「GTD」は、「Get The Dirt(ゲット・ザ・ダート)」の略称で、この言葉は「汚れを手に入れろ」という意味を持ち、アウトドアやトレイル等を楽しむスローガンとして使用されているそうです。

GTDシリーズと呼ばれ、自分も何着かTシャツ持っていますが他に意味を気にしたことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。

メランジとは

こちらは、ファッション用語でフランス語の「mélange」に由来し、「混合する」という意味があり、2色以上の糸を使用して作られた霜降り糸のようです。よく見ると同じ色ではあるものの、その中でも違う色というのが見てわかります。

ノースフェイスのメランジクルーの位置づけは先ほど紹介した、GTDシリーズに含まれるTシャツの一種となっています。
特徴は以下のとおりです。

  • リサイクルポリエステル100%を使用し
  • 優れた吸汗速乾性で肌触りもなめらか
  • 日常からアウトドアまでのアクティブウェアを想定して設計
  • 価格は税込8800円

ロングスリーブハイブリッドGTDメランジクルーの特徴は

ここからは商品の特徴を掘り下げていきます。

一番の特徴は前面のナイロン生地

このシャツの一番の特徴は何と言っても、前面のみに採用されているナイロン生地で、防風効果が高く一枚の着用でも気温変化に対応可能となっています。間違いなく、名称のハイブリッドはこの加工を指しています。

前後には定番のリフレクター

ノースフェイスいったらおなじみの正面から左側にあるリフレクター。こちらも胸と背中の2箇所に設定されています。

袖はサムホール仕様

袖先はサムホール仕様になっていて、手の甲まで覆うことが可能になっています。手袋を忘れても対応可能です。

優れた吸水速乾

メランジ仕様のドライ感と汗処理機能が抜群で、さらには前身頃にあるナイロン生地で防風性も兼ね備えているため、単体着用でもあらゆる温度変化に対応してくれます。

サイズ感

自分のスペック

身長168cm体重61kg

普段のノースフェイスのアイテムは基本的にはMサイズを購入しています。
サイズ表記をみても分かりづらいですが、ノースフェイスの正規品日本人向け仕様で作られているため、普段と同サイズを買っても問題なさそうです。

サイズ着丈身幅裄丈裾幅袖口幅
S6950824910
M7152855111
L7354885311
XL7556915511

今回もいつも通りでMサイズを購入しました。

思った通りのジャストサイズで、袖も捲りやすくて使いやすいです。
サイズダウンすると窮屈感になりそうなのですが、ゆったり目が好きな人はワンサイズアップしても大丈夫そうですね。

実際に着てみた感想

ここからはロングスリーブハイブリッドGTDメランジクルーの着用感想を書いていきます。

防風効果が想像以上

着用前からそうだろうなと思っていましたが、前身頃のナイロン効果は想像以上でした。秋冬の風の強い日だと、向かい風のときは寒さをダイレクトに感じやすいです。でも、ナイロン生地のおかげで風をほとんど感じること無く、快適に走行可能です。また、後ろは通気性の良い素材を採用しているため、汗処理能力も高く、汗冷えが軽減されています。

個人的にはより効果を発揮するために、インナーの着用をおすすめします。

サムホールは暖かい

日中のランだと手袋を着用するか迷うときもあります。そんな時にサムホールがあると、指先は露出するものの手の甲までを覆ってくれるので、冷たい風の侵入を防いでくれなおかつ手も暖かいです。

スマートウォッチの確認が少し不便

ただし、サムホールを着用するとランニングウォッチの確認にややストレスが発生します。スマートウォッチ用の小窓があるとさらに便利ですね。とはいえ、小窓をつくるとデザイン性が損なわれそうな気もします。ノースフェイスのウェアはちょっとしたお出かけにも使えたりするので、機能性とデザイン性はトレードオフかもしれませんね。

真冬の早朝は厳しい

単体着用でも暖かいとはいえ、早朝の冬ランスタート時ではやはり寒すぎる気もします。だけど、ウインドブレーカーの下に着るには暑すぎるので、日中の日差しがあるときに一番活躍してくれそうです。

満足度の高い一着

価格は税込8800円とやや高めですが、防風性・デザイン性・快適さを考慮すると納得の価値があります。何より、最大の特徴である前面のナイロン生地が秀逸で、秋冬のランニングをより快適にしてくれます。

Amazonや楽天では定価より安く購入できる場合もあるので、購入の際はぜひチェックしてみてください。値段がネックですが、余裕があれば色違いで揃えたくなるほど気に入りました!

おすすめポイントのおさらい
  • 防風性能が抜群
  • サムホールで手元も暖かい
  • デザイン性が高く日常使いもOK