アークテリクス/ARC’TERYX 【マンティス2ウエストパック】  シンプルスマートなウエストバッグ

以前紹介したノースフェイスのウエストバッグ「オリオン」を日常的に使っているけれど、実はオリオンを買う前に気になっていたのが、アークテリクスの「マンティス2ウエストパック」というウエストバッグ。
人気商品で以前ほしいと思った時は手に入れることができなかったけど、今回ようやく念願かなって入手することができたので、紹介していきたい。

男女ともに使いやすいデザイン、仕様となっているウエストバッグなので、興味のある方、購入を迷われている方の参考になれば嬉しい。

THE NORTH FACE【オリオン】 日常使いに適したウエストバッグ

アークテリクスの人気ウエストバッグ「マンティス」シリーズ

アークテリクスのウエストバッグ中でも人気なのが「マンティス1」と「マンティス2」の2つ。
両者の違いは主にサイズ感で1が1.5Lで2が2.5Lとなっている。

表にするとこんな感じ。

マンティス1マンティス2
容量1.5L 2.5L
サイズ高さ:16cm
横幅:22cm
奥行:6cm
高さ:20cm
横幅:25cm
奥行:7cm
重さ165g190g
価格5,500(税込)6,600(税込)

マンティス2の方が少し大きめの作りになっていて、価格も1,100円ほど高い。
どちらもタウンユースに最適で普段の手荷物の多さによって、好みの大きさを選ぶのがベスト。

自分は余裕を持って入れることができるサイズ感がよかったので、マンティス2を購入した。
財布、携帯、小物くらいの荷物ならばマンティス1でも十分満足すると思う。

マンティス2の仕様

マンティス2の主な使用シーンはタウンユースで想定されている。

容量:2.5L
サイズ:高さ20cm×横幅25cm×奥行7cm
重さ:190g
定価:6,600円
カラー展開:Black,Black sapphire,Graphite,Habitat/Synth,Orca,Retreat/Bitters

カラー展開については、横文字だと伝わりにくく、簡単に表すと下記のようになる。

  • Black 生地:ブラック ロゴ:金色
  • Black sapphire 生地:黒に近い青 ロゴ:薄い青紫
  • Graphite 生地:黒気味のダークグレー ロゴ:グレー
  • Habitat/Synth 生地:生成り色のようなオフホワイト ロゴ・ショルダー:マゼンタ
  • Orca(直営店限定カラー) 生地:ブラック ロゴ:ホワイト ジップ生地:ホワイト
  • Retreat/Bitters 生地・ショルダー:キャメル ロゴ:ホワイト トップ・サイド切り替え部分:ダークブラウン

※個人の主観的は色表現

サイズ感は絶妙で、バックパックの中にも余裕で入り、ポーチ代わりにも使える。
メインではなく、サブ的な役割もしてくれ、バッグインバッグのように扱うことでより幅を利かせてくれる、優れもののウエストバッグ。

マンティス2の外観

今回購入したのは直営店限定カラーのOrca。

orcaは英語でシャチのことで、シャチのお腹部分を表現するかのようにジップ部分の生地に白色が採用されている。
blackもいいけど、orcaで採用されているホワイト部分も良いアクセントになっていて、カッコよさの中に可愛さも感じられて、個人的には一番の好みだったという点も購入の決め手となった。

背面は柔らかい素材を使用し黒色のシンプルな作り。

パットが入っていて、体に触れたときの衝撃を吸収してくれ、不快感を感じない。

名称がウエストパックなので、ショルダー部分はバックルで装着可能な仕様になっている。

ショルダー紐の調節もストッパーが付いていて楽チン。

マンティス2の収納

収納箇所はジッパー付きのメインポケットと全面ポケット、携帯を収納できる背面ポケットの3つとなっている。

全面ポケットにはちょっとした小物やカード類等を収納できる。
あまり幅のあるものを入れてしまうとメインの収納を圧迫してしまうので、ここには薄めのものを入れるのがよさそう。

メインポケットは3つの仕切りで区切られている。
まずは、前面ポケットの裏にあたる部分。
ここもあまり大きなものを入れるとメイン部分を圧迫してしまい、比較的小さめのものを入れるといい。

メイン部分。
ここが一番大きなものを収納でき、マチのスペースもあり、財布や傘、ペットボトルなんかも収納できる。

最後にジッパー付のインポケット。
キーチェーン付きで貴重品等を入れるならここがおすすめ。

背面にはスマホを収納できるスペースも
目立たずスポッと入れることができ、ジップもなく、出し入れがしやすくてとても便利。
さりげないロゴの刺繡も嫌味が無くていい。
写真ではiPhone SEを入れているけど、カバー付きのiPhone13でも余裕で入る。

収納力を試してみた

ノースフェイスのオリオンにいつも入れている、持ち物を入れてみることに。

普段の持ち物

・スマートフォン2台
・財布、小銭入
・ワイヤレスイヤホン(サウンドコアライフP3)
・診察券
・リップクリーム
・折り畳み傘

前面に診察券とリップクリーム。

背面にスマホ1台、メインに財布、イヤホン、折り畳み傘がしっかりと収まった。
折り畳み傘がスペースを結構埋めてしまっているので、ここに500mlのペットを追加で入れるのは少し厳しそうだ。

折りたたみ傘が無ければペットボトルを入れるのは苦労しなかったので、使用頻度がない折りたたみ傘はこれを機にメインのバッグパックに入れるのもアリかなと思った。

マンティス2の良いところ

ショルダー紐の太さが絶妙

ウエストバッグではあるけれど、基本的にメインの使い方はショルダーバッグで使うことしかない。
ショルダー紐が太すぎず、細すぎずで使い勝手がとてもいいように感じた。
いわゆるボディバッグといわれているアイテムだと紐が太くて、使用する際に頭や服に絡まりやすくて、少しストレスになることもあるけど、マンティス2に関してはその不快感をあまり感じなくなった。

裏地がグレーで視認性がいい

個人的にも特によかったのが裏地に淡いグレーが採用されていて、バッグの中身が確認しやすいところ。
黒いバッグは裏地も黒いことが多い中、視認性をあげるこの仕様はユーザー目線でとても共感ができるポイントだった。

マンティス2の物足りないところ

ここまではマンティス2の仕様と使い勝手が良い点を書いてきたけど、何か悪い点もあるはず!
といろいろ考えてみたけれど、あんまり悪い点が見当たらない…
強いて言えば形が長方形というより、どちらかというと正方形に近いから横長のモノが若干入りづらい点くらいかな。

がしかし1点だけあった。

背面のパット部分が服に擦れたせいか、ほつれや毛玉ができてしまっていた。
あんまり目立たないからいいんだけど、ノースフェイスのオリオンではみられなかったので、この点に関しての耐久性はイマイチといったところ。

でもホントこれくらいしかない。
不満はほぼない。

マンティス2を約1か月使った感想

サイズ感は抜群

大きすぎず小さすぎずのサイズ感は抜群で、デザイン的にもあまり主張的でもないので、いろんな服とも合わせやすい。
収納力も申し分なしで、むしろこの容量に収まるくらいの荷物でまとめようとするようになった。
マンティス2でも結構余裕を持って使えているので、もしかするとマンティス1でも十分なのかもしれない。
また、機会があればマンティス1も購入し、マンティス2と比較してみたい。

冬場は使い続ける予定

今年の夏から秋にかけては、ほぼ毎日ノースフェイスのオリオンを使っていた。
もちろんオリオンも使い勝手がよく愛用していたけど、アウターを着用する冬はマンティス2のほうがやや使いやすい印象。
とりあえず今冬はマンティス2をメインにしつつ、オリオンと並行して使っていきたい。

男女問わず使える万能バッグ

マンティス2は本体のサイズ感や収納力、デザインを総合的に判断してみると男性よりもむしろ女性にこそ適したアイテムのように思う。
実際自分も奥さんに貸してみたところ、日常のみならず通勤時にも愛用するようになって、結局Orcaカラーが帰ってくることはなかった…(後日、自腹でブラックを自分用に購入。)

ポケットに荷物を入れるのが嫌な人やちょっとしたお出かけにコンパクトなバッグを探している人は、男女問わず一度アークテリクスのマンティス2を試してみてほしい。