【Brooks Ghost16】 ほどよいクッションと反発!ジョグシューに最適

気になっていたシューズをついに試しました!それはブルックスのゴースト16です。
アメリカではあのナイキを凌ぐほどの人気を誇るシューズメーカーだそうですが、正直ランニングを始めるまではブルックスという名前を聞いたことすらなかったです。

その中でもジョグシューズとして、評判の高いゴースト16を実際に履いてみた感覚を踏まえて、今回はレビューしていきます。

ブルックスはアメリカで人気No.1のランニングシューズメーカー

自分が無知なのもありますが、まずはブルックスというメーカーについて、かんたんにおさらいしていきます。

発祥地はアメリカ

1914年にペンシルベニア州フィラデルフィアで創業された、100年以上の歴史を持つ老舗メーカーです。
ランニングシューズやスニーカーで多く使われている、EVAソールを世界で最初に開発したことで有名。

アメリカではシェアNo.1

シューズ全般では、アメリカの巨大企業ナイキには敵わないものの、ランニングシューズに絞るとブルックスはシェアNo.1で、多くのランナーから支持されています。

代表的なモデルは

ブルックスで代表的なシューズは下の4つです。
ランニングをしている人なら、聞いたことのあるという人もいるかと思います。

ゴースト

16代続くブルックスの人気シリーズ。
初心者からエリートクラスまで、すべてのランナーに愛用されるジョグシューズ。

アドレナリンGTS

サポート性能に優れた定番モデル。

ハイペリオン

速さを追求するトレーニングモデル。軽量でスピードを求めるランナー向け

カルデラ

トレイルランニング向けモデル。不整地での走行や耐久性に優れる。

ゴースト16はブルックスで最も人気のあるシューズ

ブルックスの中でゴースト16(Ghost16)は一番人気のある定番モデルです。
2024年7月に発売され、今作が16代目となります。

ゴースト16の特徴
  • ミッドソール素材「DNALOFT v3」
  • 耐久性と弾力性に優れた新RoadTackラバー
  • アッパーはエンジニアードダブルジャガードメッシュ
  • 抜群のフィット感

DNALOFT v3がミッドソールに採用され、アッパー、アウトソールと先代から改良が加わった、バランスの良さが特徴です。
また、ゴースト16の特徴は何と言っても、シューズのフィット感。足首周りのパッドにシューレースが足を柔らかく包みこんでくれます。
日本ならアシックスのフィット感がずば抜けている印象ですが、ブルックスの負けず劣らずの性能を発揮してくれています。

ブルックス ゴースト16のディティール解説

ここからは、デザインも含めたゴースト16を深堀りしていきます。

まずは、関係ないですが箱にワクワクしました。
開けてみると「WE RUN ON SCIENCE. NOW YOU CAN, TOO.」と書かれています。
意味は、私たちは科学に基づいて走ります。あなたもそうできます。というそうで、ランニングを科学からアプローチするというブルックスの企業理念だそうで、ミーハー心をくすぐられます。

余談はさておきここからは、デザインも含めたゴースト16を詳しく見ていきます。

ミッドソールには、DNALOFT v3を採用しています。

クッション性、反発性、軽量性、耐久性のすべてにおいて、前作からアップデートされているそうです。

アウトソールは新素材「RoadTackラバー」を採用を採用。接地面も広くグリップ性能も文句なしです。

また、中足部に丸い部分がありますが、これは重心位置が定まりやすいように設計されているそうです。静止状態の姿勢も良くなるとか。

アッパーはエンジニアードダブルジャガードメッシュ。通気性もあって、フィット感も優秀です。生地の柔らかもあるので、つま先のストレスも軽減してくれます。

足首周りは分厚く、パッドが存分に盛り込まれています。見るからに足に優しいのがわかります。

ヒールカップにはしっかりと硬さもあって、サポート力も抜群です。

シュータン、シューレースもしっかりとしています。
足首周りは見るからにサポート力に優れていて、履く前からフィット感に期待が膨らみます。

インソールは左右に「BROOKS」「CUSHION NEUTRA」と書かれています。
CUSHION NEUTRAはブルックスが開発したクッションニングシステムのことです。

重さは26.0cmDで250g

ランニングシューズの中では250gはやや重めの部類に入りますが、ジョグシューズという位置づけの中では重いという印象はありません。
公式では27.0cmで270gでした。幅はわからなかったので、1cmダウンでこの差なら妥当なラインかと思います。

サイズ感

ブルックスはサイズ展開もさることながら、足幅の展開も豊富です。
・D、2E、4E
と3パターンあって、通常幅がDになります。
メーカーによってこの基準は異なるのですが、2Eが通常幅のメーカーもあるので、ここは注意が必要です。

基本的にどのメーカーでも自分は通常幅の26.0cmを購入しているので、今回も例に漏れず、26.0cmDを購入することに。
思った通りのサイズ感でジャストサイズでした。幅もDとありますが、全く細いということもなく、ちょうどいいフィット感です。

念の為、自分が過去に買ったシューズを乗せておくので、参考にしてみてください。

レビューしたランニングシューズ一覧

アシックス ASICS GT2000 8
アディダス アディゼロ ボストン 8
ナイキ   ズームフライ3
ナイキ   エア ズーム ペガサス 38
アディダス アディゼロ ボストン10
アディダス アディゼロ ジャパン6
アディダス アディゼロ タクミ セン 8
ナイキ   エア ズーム ペガサス 39 
アディダス アディゼロ ジャパン7
アディダス アディゼロ ボストン11
アシックス マジックスピード2
HOKA    ボンダイ 8
アディダス アディゼロ SL
HOKA    クリフトン9
アディダス アディゼロ ジャパン8
アディダス アディゼロ SL2
HOKA    リンコン4

実際に走ってみた感想

購入してから3回走りました。

・8.4km(坂道メイン)
・15.3km
・20.6km

主にロングランでの使用です。
個人的に良かった点は下記になります。

  • フィット感がいい
  • 重さは気にならない
  • ロングランやLSDに
  • スピード感はそこそこ
  • タウンユースでも使えそう

とにかく一番の良さは、履く前から何となくわかっていたフィット感の良さです。足回りの分厚いパッドが足を包みこんでくれて、足首のホールド感も抜群です。これだけホールド感がいいと、重さもあまり気になりません。

クッションニングもよく安定感もあるので、やはりおすすめはロング走ですね。
自分みたいな初級者から中級者ランナーのジョグシューズにピッタリです。

スピード感については、悪くはないのですが勝手にペースアップというよりは意識的にスピードを上げていく必要があります。重くはないものの250gでは、自分のレベルではスピードを活かしきれないのが現状です。

あと、デザインもよくタウンユースとしても十分使えそうです。自分はある程度走ったら普段履きに回す予定。

普段のジョグに使い、本番は軽めのシューズで

まとめると、ゴースト16はジョグシューズとしては文句なしのおすすめシューズです。
クッション、反発、フィット感、デザイン性と文句のつけようがありません。

おすすめのランナーとしては、

  • ロングランやLSDのシューズを探している
  • 快適なフィット感を求めている
  • 街履きとしても使いたい

ただ一つ、やはり重さはそれなりにあるので、個人的にはレース本番で使用することはなさそうです。
なので、重めのシューズで普段は足を鍛え、本番はより軽いシューズで快適に走り記録更新を目指していく予定です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!