【ザ・ノースフェイス】フリーランショーツ【ランニングはマルチポケットに限る】

特になんだけど、夏場のランニングは何かと不安だから水分や塩分タブレットなんかを携帯しながら走りたい人が多いはず。いや絶対持っていった方がいい。
しかも、最近だと音楽やYouTubeを聞きながら走ったりと、体ひとつでランニングしている人は意外と少ないのではないかと個人的に思っている。

そんな時に活躍してくれるのがマルチポケットを採用しているランニングパンツ。
とにかく収納力があって、というかそれだけでも十分すぎるほどありがたいアイテムのひとつ。

今回はノースフェイスから発売されているフリーランショーツを購入。
というか何につけても最近ノースフェイスばかり買ってしまっていて、芸がないと思う今日この頃。

まあ余談はともかくおすすめランニングショーツをレビューしていきたい。
気になっている人の参考になればうれしい。

ちなみに昨年は同じノースフェイスのエンデュリスレーシングショーツもレビュー。
気になる方はぜひ読んでみてほしい。

フリーランショーツとは

特長は冒頭でも述べたように合計6つのマルチポケット。
スマートフォンやドリンク、栄養補給等が十分に入る収納力でバックいらずの便利アイテム。

デザイン面でも裾がゆったりと作られていて、普段着として着用しても違和感がない。

フリーランショーツのスペック

日常の中でのアクティビティで使いやすい機能とデザインを両立したランニングショーツと謳われていて、生地感も含めて日常に溶け込みそうな雰囲気を醸し出している。

価格(定価)¥12,650(税込)
素材<身生地>Recycled Nylon×Dry Woven(ナイロン89%、ポリプロピレン11%)<ウエスト>Nylon 2way Tricot Dry Touch(ナイロン68%、ポリウレタン32%)
サイズS、M、L、XL
カラーオーバジーン、ドリームピーク、ケルプタン、ブラック、ウルトラマリンブルー、パインニードル、ダスティペリウィンクル

価格はランニングパンツとしては高めでカラー展開が豊富。
ランナーにとってあるとありがたいインナーパンツについては残念ながら無しとなっている。

ディティール

ここからはフリーランショーツの詳しくみていく。

前面

腰回りについている3つのポケットが特徴的。
伸縮性も抜群でよほど大きいものでない限りは収納可能に。

左右脇にもポケットがあり、収納力は他のランニングショーツと比較してもかなり多い。
スティッチもあり、スポーツやアクティビティ向けではあるものの、日常使い出来そうなデザイン。

後面

前面と同じく腰回りにポケットが3つ。
合計で6つのポケットがある。

さらに右部分にファスナー付きのポケットが付いており、絶対に落としたくない貴重品はこちらに収納できる。

裾部分

ランニング系のアイテムではめずらしく、ロゴ部分は刺繍で仕上げられている。
このあたりも雰囲気が日常使いでもというコンセプトが感じられる。

シルエットがわりとゆったりしているからか、裾部分にスリットは入っていない。

収納力

続いては、このパンツの最大の特長であるマルチポケットの収納力について試していきたい。

エナジージェル系

エナジージェルがなく「えいようかん」があったので、こちらで試していきたい。

まずは、サイドにえいようかん2本ずつと真ん中にiPhone SE
まったく問題なく収納可能。
少し余裕があるように見えるけど、実際に履くとポケット自体に伸縮性もあり、まったく揺れない。心配な場合は腰のドローコードで調整可能だ。

続いて、iPhoneをSEから14に変えてみた。
若干の窮屈感はあるものの問題なく収納できた。むしろこれくらい窮屈感があるほうがより揺れなくなり安定する。

ソフトフラスクボトル

お次は夏場の水分補給には欠かせないソフトフラスクボトル。
ちなみに自分が持っているのはノースフェイスの「ランニングソフトボトル500」

満タンの500mlだと少しはみ出てしまう。

けど、300ml〜400mlにして畳むと収納は可能に。
300mlくらいのボトルを使うと収まりは良さそう。

実際に履いてみた感想

自分の体型は身長168cm体重61kg
購入したサイズはMサイズ
以前レビューしたエンデュリスレーシングショーツも同サイズを購入したので、おそらく問題ないと判断。

シルエットはゆったり

履いた感じタイトめには感じずゆったりした印象だった。
あまり密着感もなく、走っているときも太ももに生地が触れる感触が。

ポケットは揺れないし、ウエストも締めつけ感はない

マルチポケットで一番気になるのが腰回りの締めつけ感と荷物が落ちる心配。
スマホとソフトフラスクを入れて走ってみたけど、揺れも全く気にならないし、ウエストはドローコードで調整できるので、走行中に気になるところはまったくなかった。

通常ポケットは出し入れが多いアイテムを

マルチポケットは便利なんだけど、出し入れが多い場合は意外と取り出すのに気を使ってしまう。
そんな時に便利なのが左右についている通常ポケット。
自分は栄養補給用に持ち歩いている、塩分タブレットやポケットティッシュ等の小物は比較的使用頻度が高いので、より出し入れがしやすい通常ポケットを使っている。

インナーパンツがほしかった

エンデュリスレーシングショーツと同じくインナーパンツはなし。
個人的にインナーパンツ付きのものは持ってないけど、やっぱりあると洗濯物も減るし便利だなと思う。
弱小ブローガーの声が届くとは思えないけど、1人のユーザーとして次回以降意見が反映されていたら嬉しい限り。

日常でも使えそう

ステッチがカジュアルな雰囲気を出していて、日常使いでも使用できそうなデザイン。
マルチポケット部分はシャツで隠れるから、スポーツ感もあまり出ない。
生地の速乾性もあるから夏場にピッタリ。
インナーパンツがあれば海パンとしても使えそうまである。
使う予定はないけど…

やっぱり高いけど価値はある

ランニングギアの価格はピンキリで、ハーフパンツに1万円は高い。
ただ、マルチポケットがあることによって、利便性は間違いなく上がるし、ウエストポーチを保つ必要もなく、快適性も増す。
ノースフェイスにこだわらなければ、半額以下でも買えるものもあるので、気になる方がぜひ一度試してみてほしい。
個人的にはデザイン面も含めると今のところはノースフェイスをおすすめしたい。