アディゼロボストン10の購入から2カ月が経過。
マラソン大会が開催されているわけでもないけど、何故かモチベーションは上昇気味。
2021年9月の月間走行距離も過去最長に届きそうな勢い。
そんな時は、このままモチベーションを上げるためにも新シューズを買わないわけにはいかない。
今回選んだのはアディゼロボストン10と同時期に発売された、アディゼロ ジャパン6。
前作と違い薄底から厚底気味にアップデートされていて、尚且つ比較的軽量のシューズ。
実際に履いてみた感想を交えながらレビューしていきたい。
X(エックス)では日々のランニングを中心につぶやいています。
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前作からのフルモデルチェンジ
2021年にフルモデルチェンジされたADIZEROシリーズ。
ADIZEROシリーズ自体は薄底シューズが多かったけれども、ボストンシリーズと同じくジャパンシリーズも薄底から厚底に変更。
アディゼロジャパン6は薄底と厚底の中間点といった印象で、いわゆる厚底シューズに比べると見た目では軽さを覚える印象。
アディゼロ ジャパン6の特長
ミッドソールに最新のライトストラクイクプロを採用。
クッショニングもよく、走行時に足が自然と前に出てくれる。
まさにスピードアップのために作られた一足。
外観
では早速アディゼロジャパン6のデザインや見た目を見ていこう。
サイド
パッと見の印象はやはり厚底シューズ。
ドロップは8mmで前作の9.5mmから少し下がっている。
ミッドソールはつま先からかかと部分までをLightstrike。
そしてつま先から真ん中あたりまでの上層にLightstrike PROを採用。
この部分のクッションニングよってテンポよい走行が可能に。
正面
ドロップは前作よりは少し下がっているけど、はっきりとアウトソールのコンチネンタルラバーを確認することができる。
背面
ヒールに2つのカウンターが入りかかと部分に優しいつくり。
ヒールカップもしっかりとした素材で作られていてホールド感も抜群。
ヒールの刻印は、「ADIZERO JAPAN6」ではなく、「ADIZERO ADIOS6」
どっちが正式名称かよくわからん。
アウトソール
おなじみのコンチネンタルラバーを採用。
グリップ力は抜群で雨の日でも活躍してくれそう。
真ん中のプラスチック部分に「TORSION SYSTEM(トルションシステム)」という文字。
全然知らなかったんだけど、TORSION SYSTEMとは、中足部のねじれをコントロールし安定性を向上させる役割があるらしい。
アッパー
メッシュ素材で通気性はかなりよさそう。
黄色い靴下を履くと中が見えているのがよくわかる。
ちなみにプライムグリーンという高級リサイクル素材が50%使われていて、環境にも配慮された作りになっているそう。
重さ
26.0cmで217g
前作よりすこし重たくなっているけど、最近のシューズでは比較的軽い部類に入る。ソールの厚さを考えると見た目以上に軽い印象。
走ってみての感想
アディゼロジャパン6は通常のランニングシューズに比べてスリムな作りで軽くて、走るのが楽しいシューズというのがファーストインプレッション。
サイズ感
マイコレクションのシューズはすべて26.0cm。
なので今回も26.0cmを購入。
標準サイズの足幅が「E」相当とスリムな仕様になっているけど、履いてみると意外と問題なかった。
アシックス ASICS GT2000 8
アディダス アディゼロ ボストン 8
ナイキ ズームフライ3
ナイキ エア ズーム ペガサス 38
アディダス アディゼロ ボストン10
10kmラン
初めて走るランニングシューズの時はとりあえずスローペースで走るのが自分流。
まず感じたのがその軽さ。217gと比較的軽量で、かつソールのクッションニングもしっかりして安定性も感じられた。
意外だったのが底が分厚い割には地面の感触が感じられたこと。前足から中足部にかけての反発性もあってか距離が進むにつれ自然とペースは上がっていった。
朝に余裕があったのでラン
— noha@目指せサブ4 (@nohablog) September 16, 2021
買ったばかりのアディゼロ ジャパン6を履きおろし。
なかなか快適に走れて気持ちよかったー#アディゼロジャパン6#adizeroJapan6 pic.twitter.com/R6Ay1nSXFs
ロングランには不向き?!
マラソン完走やサブ5、サブ4を目指すランナーにとってはロングランには向いていないのかもしれない。
というのも厚底とはいえ地面の感触を感じやすいシューズなので、距離を伸ばすにつれて足に疲労が溜まっていきそうな気がした。
速く走るという点に関しては最適なのでインターバル走や5km~10kmのスピード練習に使用して、スピードアップを図りたいところ。
おすすめのランナー
筋肉を必要とするカーボン入りの厚底シューズとは違い、比較的軽量でクッション性に優れていてフルマラソン完走やサブ4を目指すライト層のスピード練習用にピッタリ。
フルマラソンを走るにはもう少しクッション性が強化された方が個人的には良いと感じた。
アディゼロボストン10との併用もあり
同時期に発売されたアディゼロボストン10。
こちらはより厚く、クッション性も高い。
ボストン10をロングジョグやペース走。
ジャパン6をインターバルなどのスピード練習。
2つのシューズを組み合わせて使うとよりランニングを楽しめそう。
現時点でフルマラソンに挑戦するならボストン10かな。
もう少し脚力がついてくるとジャパン6での方がタイムは良さそう。
アディゼロ ジャパンの次回作「ジャパン7」のレビュー記事はコチラ