【レビュー】ポカリスエット アイスラリー │ ランニング 暑さと熱中症対策

夏のランニングはとにかく暑さとの戦いで熱中症には細心の注意が必要。
そんな中で役立ったのがポカリスエット アイスラリー。冷凍できて持ち運べるジェル状ドリンクで、暑さ対策にかなり助けられた。実際にランニングで使ってみて感じたことをレビューしていく。

ポカリスエット アイスラリーとは?

一言でいうと凍っているポカリ。
ポカリスエットの成分を凍らせてシャーベット状にし、氷を飲むような飲料。
飲むことで体の内側から体温を冷やし、熱中症の予防やパフォーマンス維持が期待できる。

早速ランニングで使ってみた

溶けるのが早い

真夏の日が登っているタイミングで持っていったこともあって、溶けるのは思いの外早かった。
暑さ対策で手で握っていたこともあるけど、時間にして10分くらいで氷ではなくなり液状に。

味はポカリよりさっぱり

運動中のポカリスエットって想像以上に甘ったるくなって、個人的には少し苦手だったりする。
ところが、ポカリスエットアイスラリーは通常のそれとは少し違い、さっぱりしていて飲みやすい。
そのうえ、通常のポカリスエットと違いパラチノース等が含まれているため、少し味わいが変わっているのかもしれない。
ただし、逆に通常のポカリが好きな人には少し物足りないと感じるだろう。

コンパクトで持ち運びもお手軽

自分が愛用しているマルチポケットパンツだとアイスラリーは持ち運びやすい。
腰のポケットにすっぽりと収まるので、こぼれ落ちる心配もない。
とはいえ、サイズ感的にも手で持ち運ぶことも苦にならないので、ポケットに入らない場合は手でオッケー。

良かった点

冷却効果

夏のランニングは深部体温をできるだけ上げないのが肝になってくるので、手で握っていたり、ポケットに入れておくだけでも体を冷やしてくれるのは良かった。

別の使い方だとランニング前に飲むと、体が冷えたのがわかってそっちのほうが効果があったかも。
周回コースとかを走ってて、クーラーボックスに入れといて途中休憩とかで取るのもありかも。

さっぱりした味

個人的には味がとても気に入った。
通常のポカリよりもスッキリさらりと体にすっと入ってくる。

気になった点

溶けるのがはやい

真夏に使用するので仕方ないけど、10分もあれば溶けてしまう。
飲料成分だとそのへんは厳しいか。

飲みきりで保存は効かない

一度封を開けると飲み切る必要がある。ちびちび飲む必要もないけど、開けたらすぐに飲みきったほうがいい。

価格が高い

季節性のものだし仕方がないけど、ドラッグストアで1つ税込で200円は高いと言わざるを得ない。
常備するには躊躇する価格帯。

走る前に飲むのがいい

やはり一番効果的な飲み方は、走る前に飲んで深部体温を下げるのがいいと思う。
長時間のランだと体が持たないけど、サクッと走るくらいなら1本飲んでおけば十分。
ここぞというときに使いたい。

まとめ

ポカリスエット アイスラリーは、夏のランニングにおける暑さ対策としてまずかなり頼れる存在だった。
ただし、価格はやや高めなので毎回の使用は難しい。それでも走る前に飲んだり、真夏の大会や猛暑日に取り入れるならぴったりだと感じた。

一方で、自分としては毎日の必須アイテムというよりも、むしろここぞというときに試す価値のあるアイテムだと思う。

最後までお付き合いいただき感謝。これからも気が向いたらのぞいてくれると嬉しい。