本はもともと読むものである。しかし、最近では聴くものにもなりつつある。
amazon Audible(アマゾン オーディブル)は本は読むものから 聴くものに変化させた現代的なツール。
自分自身は読書習慣はあまり身につけられていないのだが、興味のあった「amazon Audible」を半年ほど使ってみたので、今回はその感想を記事にしていく。
結論としては「ながら読書こそ習慣化すべき」
ただし、何でもやりすぎは危険。ほどほどが一番である。
X(エックス)では日々のランニングを中心につぶやいています。
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ランニングの時間を有効活用したい
走っている時って楽しいけどなんか暇!
だから自分はいつもワイヤレスイヤホンを利用して音楽を聞いていた。
でも、歳のせいかあまり聞きたい音楽が最近なくなっていることに気づいた。
じゃあ何か役に立つ情報をインプットすればいいのではないか?
と考えたのがAmazonAudibleを利用することになったきっかけ。
AmazonAudibleとは
Amazonが提供するオーディオブックアプリケーション。
月額1,500円で1コインが配布され、好きな本を1コインで購入するという流れ。
コインを使わずに購入することもできる。
その場合は本によって変わるが1,500円以上することがと多くやや割高に。
Audible (オーディブル) – 本を聴くAmazonのサービス
AmazonAudibleの使用方法
スマホやタブレット、PCなど様々なデバイスで聴くことができる。最近ではAmazon echo等スマートスピーカーからも再生可能。
AmazonAudibleで聞ける本
ラインナップは40万冊以上。
自己啓発書やビジネス書といった流し聞きしながらも頭に入ってくるタイトルが人気。
もちろん現代小説や歴史小説などストーリーもある。
読書を日常に取り入れるべき理由
本は過去の偉人たちが残してくれた知識の宝庫である。
情報が発達した現代では、ネットニュースやブログで簡単に知識やノウハウが無料で手に入れることができる。
ただ、それらの中には間違った内容も多く、内容をそのまま鵜吞みにするわけにはいかない。
その点、本は著者だけでなく、出版社や編集者といった多くの人たちが関わって1冊が完成する。
そんな有益な情報や知識がたった1,000円~で手に入るのは現代を生きる人の特権といっても過言ではないのかもしれない。
成功者に本を読んでいる人が多いというのは有名な話で、読書なくして成功はない。
読書の有効性は多くの知識人が語っている。
AmazonAudibleでできること
倍速での再生も可能
動画のストリーミング配信でも目にする倍速再生。
時間を有効活用したいときにすごく便利な機能で、早さも2倍くらいまでなら意外と慣れる。
AmazonAudibleでは0.5倍~3.5倍までの倍速再生が可能。
シーンによって使い分けて効率よく読書ができる。
月額1,500円で1冊のペースで習慣化
1カ月ごとにコインが配布され、1カ月に1回本を選ぶことになる。
そのため、オーディオブックを月に1回読むのが習慣化されてしまう。
基本は隙間時間にながら聞きなので、1回ではなく2回3回と聞くことでより理解が深まる。
実は返却ができる
PCからの操作限定で返却ができる。
サイト上部の自分の名前にマウスオーバーしアカウントサービスをクリック。
左メニューの購入履歴 (返品)から返品が可能。
返品すると1コインが戻ってくるので、それを使えば新たに本を購入することができる。
ただし、短期間で何度も繰り返すと返品ができなくなることも。
1ヶ月1冊無料のタイトルがある
Audible会員特典で毎月1冊、amazonが選んだ本が無料で聞くことができる。
しかも、期間限定ではなく一度購入すればライブラリーに追加されるので、その月内に聞く必要がないのも嬉しい。
とりあえずダウンロードだけしてライブラリーに追加し気が向いた時に聴けばOK。
退会しても購入済みの本は聞ける
Audibleを退会してもアカウントは残り、購入済みのタイトルは引き続き聴ける。
なので、もし退会するときはお気に入りの返品を活用してタイトルを残すのが最適。
ポッドキャストと癒しの自然音が聴き放題
ボーナスタイトルのほかにも無料で聴けるものがあって、それがビジネスからエンタメまで多数のタイトルが配信されている。
英語学習や経済人のチャンネルなんかもあって幅広い。
AmazonAudibleでおすすめの本
個人的にAmazonAudibleの目的はながら聞きで読書を習慣化だと思っている。
なので、おすすめはビジネス書や自己啓発書といった、どの章から読んでも内容がわかりやすい本がおすすめ。
小説とかだと考えながら読んでしまうし、他のことをやりながら聞くと本に100%集中しなければならない。小説は紙ベースか電子書籍で読んだほうが読みやすい。
AmazonAudibleのメリット
ながら読書で時間を有効活用
AmazonAudibleの特徴は何と言ってもながら読書が可能なこと。
本を読むとなるとそれなりの時間や心構えが必要になる。
その点、ながら読書なら掃除をしているとき、お風呂に入っているとき、運動しているときなど生活の一部に取り入れることが可能。
読書を習慣化
読む本と違ってシーンをあまり選ばないので基本的に何をしているときでも聞くことができる。
運動中や電車や車での通勤時、家の掃除、人によっては仕事中でも。ラジオ感覚で行えるのが最大のメリット。
朗読者はプロの声優や俳優さんたち
オーディオブックと聞くとSiriやグーグルアシスタントのような機械的な声を想像する人してしまう。
AmazonAudibleでは朗読者がプロの声優や俳優さんたちが行っているので、文章の抑揚もあって本によっては世界観が伝わってくるのがいいところ。
AmazonAudibleのデメリット
月額制で1,500円
デメリットになるかはわからないけれど月額制で毎月1,500円が必要になる。
1冊の値段が1,500円なら本の値段としては決して高くはない。
このあたりはその人の価値観に委ねられる。
本によっては聞きにくい本もある
朗読者はプロの方々なので、聞きにくいということはまずない。
ただ、たまに気になるのが、
『Audible(オーディブル)』のような文章のときに、
おーでぃぶるかっこおーでぃぶるかっことじる
というふうにテンポが悪くなる時がある。
聞き心地は良くないので、このあたりは改善してほしいところ。
おすすめな人
本を読むのが得意ではないが本を読みたい
活字を読むのが苦手な人こそオーディオブックは活用してみる価値がある。
プロの声優や俳優さんたちが読んでくれるので聞き心地もよく、活字が苦手な人はぜひ一度試してみてほしい。
インプットが大好きな人
隙間時間を有効活用に最適なAmazonAudible。
イヤホンをしていれば電車やカフェなどで気兼ねなく聴くことができるので、常に学習していたいという意欲がある人には最適な学習手段の一つかもしれない。
寝つきの悪い人、睡眠学習にも
寝る前に本を読んでいると眠たくなるという経験をしたことがある人もいると思う。
オーディオブックも一緒で聴いているとついうとうとしていつの間にか眠りについてしまう。
アプリにタイマー機能が付いているのでタイマーをセットして眠りにつくのがおすすめ。
また聞く本も考えさせられる内容ではなく、空想が膨らむような本がよりベター。
ただ、寝落ちするとどこまで読んだかわからなくなるのは少しデメリット。
おすすめではない人
値段に納得いっていない人
月額1,500円は最初に見たとき高い!っと自分も感じたことだが、やはりこの金額を受け入れられない人には向いていない。
文庫本なんかだと半額の値段で買えてしまうからね。
でもオーディオブックは書籍に比べて声のプロを使って、商品を製作しているのでこの値段は現時点では妥当なのかなと思える。
書籍の本を速読できる人
オーディオブックは、タイトルによっては6時間~10時間くらい再生時間がとられることもあり、速読の人ならこれより早く読んでしまうこともおそらく可能。
また、オーディオブックは読み飛ばしができないのでさらっと本を読むタイプの人には向いていないかも。
おすすめの使い方
タイトルには半年使ったと書いているけど、実は連続で半年ではなく、3ヵ月の入会を2回繰り返して合計で半年間の利用。
個人的には月額1,500円がボディブローのように効いてきて途中リタイアを喫してしまった。
Audibleの一番のメリットは一度購入したタイトルは退会した場合でもキープできること。
1カ月の入会で1コインもらえるので、半年入っていれば計6コインを保有していることになる。
その部分を有効活用し、例えば例えば前に本を数冊返品して、新たにタイトルを購入。
こうすることによって、月額費用を少し浮かせることも可能。
(グレーではあるが、現時点でこれができてしまうので問題はないはず。というか利用者が気づいている点でamazon側も確実に把握はしているであろう。)
自分はこれを利用して今後も不定期に使い続けていく予定。
また、入会で月額3カ月間半額キャンペーンも行われているので、それを利用するのもあり。
再入会も対象となっていることが多い。
Audibleは初月無料
現段階で世間には浸透しているとは言い難いオーディオブック市場。
Audibleは最初の30日間は無料体験を実施している。
月額1,500円は高く感じるが興味を持っている人は、一度体験してみて判断するのも遅くはない。
まだまだポテンシャルを秘めているオーディオブック市場。
今後の展開によっては月額料金の見直しやサービスの向上も期待できるはずなので、サービスの利用の有無に関わらず気に留めておいて損はないのではなかろうか。