以前から気になっていた「HOKA/ホカ」のランニングシューズ。
夏用にとリカバリーサンダルは購入したことがあってけれど、ホカのランニングシューズは今回が初めて。そして、今回はホカの中でもおそらく一番のクッション性を誇るランニングシューズ「ボンダイ8」を購入した。
足に負担の少ない柔らかいクッションが特徴で、デザインも良くて、ウォーキングや普段履きにも使える万能シューズ。
ということで、シューズの特長を解説しつつ、実際に使ってみた感想や今後の使い方についてレビューしていきたい。
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HOKAとは?
まずは、自分の勉強も兼ねて「HOKA」というメーカーについて記載しておきたい。
最近ではスポーツショップの店頭でもよく見かけるようになってきて、知名度も上がってきている注目のシューズメーカーである。
発祥はフランスのアヌシーで現在はアメリカのカリフォルニア州に開発拠点を置いている。
ブランド名の「HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)」は、ニュージーランドのマオリ族の言葉が由来で、“It is time to fly(さぁ、飛ぼう)”という意味らしい。HOKAのOの文字の中に鳥がデザインされていることにここで納得した。
もともとはトレイルランニングで人気を博したが、最近ではロードランニングやファッションに特化したシューズもあり、多彩なラインナップを展開している。
ボンダイ8の特長
ホカのシューズラインナップの中でも一番クッション性にこだわったシューズ。約6cmもあるソールにより、着地の衝撃を吸収し、疲れを翌日に持ち越さない。ソールがボリューミーな分、ランニングシューズとしては重さは気になるけど、履いた時のフィット感がよく、自然と足が回転してくれるので、意外と快適に走ることができる。
デザイン&スペック
ここからはボンダイ8のデザインとスペックを深堀していく。
フロント
前から見てもわかるその重厚感。
つま先に鳥のロゴがデザインされている。
サイド
横から見るとさらに重厚感が増して、ソールの分厚さが一目で見てわかる。
ランニングをシューズとして軽くはないけど、見た目以上には軽量でミッドソールに弾力性があり柔らかい着地と推進力を発揮してくれる。
バック
かかと部分にプルタブが付いていて、デザイン的にもおしゃれなつくりに。
アッパー
リサイクル素材のメッシュを採用。通気性もそこそこありそうで、ランニングにも十分使える。
サイドのロゴも存在感があっていい。
アウトソール
トレイルランで人気のあるシューズメーカーだけあって、ゴツゴツをしたアウトソールが特長的。ラバーは軽量化を図るためにゾーンラバーを配置。グリップ力もよさそうだ。
溝がしっかりいていて、雨の日でも全く問題なさそう。
ヒールカップ
重さもしっかりとあるシューズだけあって、ヒールカップも丈夫に作られている。
履いた時に包み込んでくれるような素材で、足への負担も軽減。
履き口周辺
履き口、シュータンはソフトパッドが多く使われていて、見るからに足に優しいつくりに。
シュータンの裏にサイズ表記があり、USサイズのところにワイズの表記がある。
今回は標準幅の「D」を選んだ。
インソールにはブランド名が刻まれている。
重さは281g
サイズ:26.0cm
ワイズ:D(普通幅)
で重さは約281gだった。
ボリューム感のある、見た目からすると軽い印象だけど、ランニングシューズになるとやはり重い部類に入る。ジョギングやリカバリーランといった、調整用のシューズとしての使い道がメインとなりそう。
サイズ感
今回購入したのは、26.0cmのワイズはD(普通幅)。
サイズ表記がDとなっていて、他のメーカーよりも少し幅は狭いように思えるけど、履いてみるとそんなことはなく、問題なかった。
ほかのメーカーと同じいつもどおりの購入で間違いないと思う。
アシックス ASICS GT2000 8
アディダス アディゼロ ボストン 8
ナイキ ズームフライ3
ナイキ エア ズーム ペガサス 38
アディダス アディゼロ ボストン10
アディダス アディゼロ ジャパン6
アディダス アディゼロ タクミ セン 8
ナイキ エア ズーム ペガサス 39
アディダス アディゼロ ジャパン7
アディダス アディゼロ ボストン11
アシックス マジックスピード2
ボンダイ8はワイズ展開も
・レギュラー
・ワイド
・エキストラワイド
と3種類あるので、試し履きができない人は公式サイトのサイズ表&測定方法を参考にしてみてほしい。
走ってみた感想
クッション性が抜群
見た目からもわかることだけど、やはりクッション性は抜群で、柔らかい上にしっかりと衝撃を吸収してくれる。足首への負担もかなり軽減され、疲労感もあまり残らなかった。
安定感があり、長距離走に向いている
レースではなく、普段の練習メニューの長距離走に最適。安定感とクッション性を備えたこのシューズなら、普段はやりたくない、長距離走やリカバリー目的のLSDで活躍してくれること間違いなし。
スピードは出しにくい
重さもあるため、スピードをメインにしたランニングには向かない印象。テンポアップして走ろうとしたけれど、重さのせいかイマイチ足の回転が追い付いてこなかった。なので、レース用のシューズとしてもタイムを狙うなら、出番はなさそう。
ボンダイ8のデメリット
個人的にはとても気にいたボンダイ8で、ブログ記事にはメリットとデメリットを書かなければと思い、デメリットを探したけど、1点しか見当たらなかった。ボンダイ8は使用用途が多岐にわたるので、今回はあえて重さはデメリットにしないことに。
価格が高い
公式サイトだと定価は税込25,800円と少々お高め。ランニングシューズは最近高くなっているとはいえ、2万円オーバーはさすがに高く感じる。定価で買っても十分価値のあるシューズだと思うけど、たまにセールにかかったり、楽天だとポイント倍率が高還元になることもあるので、タイミングを見計らって買うのもアリ。
ラン初心者やウォーキングシューズとしても
幅広いランナーに受け入れてもらえそうなシューズではあるけれど、特におすすめしたいのは厚底を試してみたい人やランニング初心者。そしてウォーキングシューズを探している人。
着地の負担が本当に少なく、運動後に疲れを感じることが格段に減ると思う。
ランナー以外でもこれから運動目的でウォーキングを始めようとしている人にもぴったり。
趣味が散歩という人も普段のスニーカーではなく、ボンダイ8を一度試してみてほしい。
普段履きでもオシャレ
ボンダイ8に限らず、オシャレなデザインで普段履きでも使えるのが、ホカオネオネの最大の特長の一つといえる。
今回は普段履きでの使用も想定していたので、色はブラック×ブラックにした。オールブラックなのであまり主張せず、比較的どんなスタイルにも合わせやすい。また、普段の私服が黒多めの人にとっては、パンツに色をもたせることができ、オシャレをより楽しめるのも嬉しいポイント。
レディースでは真っ白なホワイト×ホワイトもあり、そちらはかわいい印象を受けるカラーリングで私服にも合わせやすそう。
ランニングに限らず、ウォーキングや普段使いといったあらゆるシーンでも合わせることができ、使い勝手が抜群のボンダイ8をぜひ一度試してほしい。